2019年10月アーカイブ

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ジュニアの部の展示が本日から始まりました!

初日から、良いお天気で、木の館の入口からさしこむ陽射しが、会場を暖かくしてくれています。
会場では、出展いただいた全作品を展示しております。
子ども達の元気いっぱいな作品を是非ご覧になってください。

一般の部入賞作品12点の展示と、前年度(第31回)グランプリ受賞者による個展を同会場にて同時開催しております。


会期:令和元年10月27日(日)~11月10日(日)
         9:00~17:00(最終日15:00まで)

会場:兵庫県立丹波年輪の里木の館ホール


ウッドクラフト展 展示風景
↓↓↓
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今年も一般の部の展示期間中、来場者による人気投票を行いました。
入賞作品以外の中から、自分のお気に入りの作品を選んでいただき、最多票獲得作品の作者及び、投票者の中から抽選で1名様に、「丹波の銘菓」を贈るという賞です。

投票総数556枚のうち、最も多くの票が入ったのは・・・
【第1位】中田 義郎さん(大阪府)の作品 「ラフティング」
ラフティング.jpg

96票獲得

「ゴムボート」に見立てた6輪の車が、写真上部左側の出発点から、ジャンプ、ジグザグ落下、方向転換、でんぐり返しをして、最後はゆっくり静かな音を奏でながら下部右側到着点まで下り止まります。
遊ぶときは、出発点に「ゴムボート」を置き、ゆっくり跳ね上げ「ゴムボート」を落下させます。

投票者の声
・動くのと音を奏でる点がグッド!
・何回やっても心地よく、癒されます。木肌がやさしい。
・ゴムボートがひっくり返りながら進むのが楽しい。
・最後の木琴の音が好き。
・子供に買ってやりたくなるような作品。大人も子供も楽しめる。
・とても大きく、ダイナミックな動きがおもしろい。
・まだまだ進化しそうな作品。




次に票が多かったのは・・・
【第2位】加藤 清克さん(東京都)の作品「オリンピック(10点組作品)」
オリンピック(10点組作品).jpg

75票獲得

シンプル&ユーモア
ハンドルを回すと、10種類のオリンピック競技をそれぞれの動物がユーモアたっぷりに動きます。

投票者の声
・2020年東京オリンピックを盛り上げる作品。
・全ての動きがよく考えられていて魅力的。子供も夢中でした。
・やさしいフォルム。暖かみのある木肌の感じが良く、スムーズに動く。
・ひとつひとつ違った動きがおもしろい!
・10種類同じクオリティですごい!のひとことです。



続いて票が多かったのは・・・
【第3位】熊野 聡さん(宮城県)の作品 「食いしん坊に贈るお洒落なチョコ(12個組)」
食いしん坊に贈るお洒落なチョコ(12個組).jpg

39票獲得

木のショコラティエが作った本物そっくりのチョコレートです。
オルゴールになっているのでチョコレートの裏のキーを回せば音楽が鳴り出します。
人工甘味料や着色剤は一切使用していません。目を閉じて音を聴いてください。味と香りが漂います。

投票者の声
・本物のような作品。きれいでその上それぞれのチョコがオルゴールになっていて素敵でした。
・デザインと発想が素晴らしい!
・木だと分かっていても高級チョコレートを想像してしまいます。
・美味しそう。
・掘りの丁寧さ、美しさ、塗装の具合、宝石のようです。
・プレゼントされたい。欲しい。
・色々なオルゴールの曲が聴けるので良い。



【第4位】宮本 重信さん(兵庫県)の作品  「ゼンマイ時計(いい加減な45秒時計)」 
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37票獲得

100均のコンベックスのゼンマイを使った時計です。
ゼンマイの力で回転する雪だるまが障害物に捕まり柱時計の「がんぎ車」「アンクル」「振り子」の役目をします。
またゼンマイ式の蓄音機「ガバナー」も兼ね備えています。
材料が木材であることから精密さを追求することなく世界に一つの「いい加減な45秒時計」は20の駒が一回転すれば約15分です。

投票者の声
・非常によく考えてある緻密な作品。何を参考にアイデアが思いついたのかすごいの一言です。
・歯車の動きを計算しつくしてあり、おもしろくていつまでも見ていたいと思いました。
・カタチがやわらかく、動きものんびりしててずっと見ていたい気分になります。
・45秒のいいかげんさがゆったりしていて良い。
・ハートの枠の中で、機械的な動きが人のやさしさとクールな感情を表しているように思った。



続いて票が多かったのは・・・
【第5位】 24票 「森の音」 林 照翁さん (金沢科学技術大学校) の作品
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オブジェにもなる木のおもちゃをめざしました。木の玉がスムーズに落下しながら、かろやかな音が鳴るのにはどうしたら良いか葉っぱの角度に苦労しました。
当初、外に玉が飛びでてしまうことを想定していませんでしたので、ガードレールをつけました。

投票者の声
・木玉が軽やかに落ちる音がとってもステキ。
・森の音が聞こえて心が和む。
・作りがとても丁寧。
・子供が一番気に入って遊んでいました。
・オブジェとしても良いし、楽しめる。
・音がとても良く、気持ちの良い作品でした。




以上、みんなが選んだおきにいり賞でした。

「おきにいり賞」に選ばれた中田 義郎さんと、投票者の中から抽選で選ばれた方には、地元丹波市の御菓子屋さん「明正堂」さんのお菓子の詰め合わせをお贈りしました。


第32回丹波の森ウッドクラフト展 ジュニアの部の入賞者を発表します。(敬称略)
受賞者並びに受賞校のみなさまおめでとうございます!

(なお、本展ホームページ、ブログでの写真付き入賞作品のご紹介は後日掲載いたします)

グランプリ(文部科学大臣賞)
作品名 十二しのゆらい
受賞者 大森 春菜(丹波市立南小学校 3年生)
共同制作者 母

準グランプリ(兵庫県知事賞)
作品名 森からのミュージック
受賞者 齋藤 優太、佐々木 智哉、浅田 龍也、河野 心、田村 真里奈、
保木 利仁、柴崎 海翔、奈良 好伸、山田 直人、渡辺 遥輝、綿引 海斗、
新井 陸、黒川 勝也
(埼玉県立特別支援学校大宮ろう学園高等部産業工芸科 1,2,3年生)

準グランプリ(兵庫県知事賞)
作品名 くるくるかたつむり
受賞者 板垣 匡哉(東京都立工芸高等学校 3年生)

優秀賞(丹波市長賞)
作品名 あにまるトレイン☆
受賞者 後藤 愛実(愛知県立起工業高等学校 2年生)

優秀賞(丹波市議会議長賞)
作品名 花がらのトレイ
受賞者 若森 みずほ(丹波市立崇広小学校 5年生)

優秀賞(丹波市教育長賞)
作品名 犬のおやこ
受賞者 藤原 陽輝(丹波市立春日部小学校 3年生)

特別賞(三木工業協同組合理事長賞)
作品名 アニマルはんこかけ
受賞者 木下 凜々(東京都立工芸高等学校 3年生)

佳作(丹波の森ウッドクラフト展実行委員長賞)
作品名 じょうろのおふね
受賞者 横田 瞳(愛知県立起工業高等学校 2年生)

佳作(丹波の森ウッドクラフト展実行委員長賞)
作品名 ミニオンハウス
受賞者 宮﨑 奏(丹波市立中央小学校 3年生)

佳作(丹波の森ウッドクラフト展実行委員長賞)
作品名 どうぶつぺけぺけ
受賞者 尾関 一馬、深田 幸菜 (名古屋市立工芸高等学校 2年生

  学校賞((公財)兵庫丹波の森協会理事長賞)
受賞校 鳥取県日野町立根雨小学校

館長賞(兵庫県立丹波年輪の里館長賞)
作品名 十二支リレー
受賞者 河野 舞心(羽島市立中島中学校 2年生)


応募状況  出展作品数:165点、出展校数:19校

一般の部の作品の発送作業は10月9日に終了しました。
業者委託をご希望の出展者のみなさまには、ヤマト運輸にてお手元に届くと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
ジュニアの部の搬入が始まっています。

<ジュニアの部搬入>
10月14日(月・祝)まで


今年はジュニアの部の出展数も多く、にぎやかになりそうです。

作品のご紹介

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第32回丹波の森ウッドクラフト展・一般の部の展示は明後日10/6(日)までです。
たくさんのご来場をお待ちしています。

出来る限りたくさんの作品の写真をご紹介したいと思います。
会場では「みんなが選んだおきにいり賞(丹波年輪の里 館長賞)」を実施しています。
選ばれた最多票獲得作品の作者及び、投票者の中から抽選で一名様に「丹波スイーツ」を贈ります。
書いていただいた作者へのコメントは直接作者の方へお送りいたしますので、見学にお越しいただいた際には是非ご協力ください!

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田中優斗さん作品展

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ウッドクラフト展 同時開催として、前年度第31回グランプリ受賞者の田中優斗さんの
作品展を開催しています。
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はばたき.jpg 昨年グランプリ作品「はばたき」


今年の作品展では、田中さんがお好きだという「鳥」をモチーフにした作品3点と
あと1点文具の作品を出してくださいました。

どれもその鳥の持つ特徴を活かして製作されており、機構と全体の見た目は
さすがグランプリ受賞者だけある、どれも大変素晴らしい作品です。
確かな設計力と、シンプルであたたかいデザイン、樹種・木材の組み合わせ方が
作者ならではの持ち味だと思います。
ちなみに、作者の田中優斗さんはその名前のとおり、とても優しい雰囲気をお持ちの方で、
会うとこちらまで心が柔らかくなるような方です。
お仕事の合間の製作、大変だったと思います。
展示会場には田中さんへの感想・メッセージを書いてもらうノートを置いています。
ぜひ、ご記入お願いします!
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それでは作品をご紹介します。
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「水底を泳ぐ」
樹種: カリン、ケヤキ、ウォールナット、コクタン、ヒノキ等
2018年制作
2羽のアヒルが仲良く泳いでいるようなイメージで制作しました。
基本的には、ハンドルを回すことで一周するのですが、前から見て右側は滝のような
イメージでストッと下に落ちるように、下の部分は、水底を泳いでいるイメージで
作っています。
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「雪上を滑るペンギン」
樹種: オリーブ、ヒノキ、ケヤキ、シタン、シナ合板等
2019年制作
ペンギンが雪の上などをスーと滑っていくようなイメージで制作しました。
ハンドルを回すことで階段を一段ずつ登っていく仕組みです。
この作品は、どうシンプルにペンギンを上に下に持ち上げていくか試行錯誤の連続でした。
CADを使って、階段の角度、高さなどを変えて解析をくり返し、最終的に今の方式、形状になりました。
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「止まり木のキツツキ」 樹種: ケヤキ、サクラ、カリン、シタン、コクタン等
2019年制作
くり返し木をつつくキツツキをイメージして作っています。
森の中でキツツキが木に止まっている所をイメージしています。
キツツキが木をつつくたびに、虫が木からとびだしてくるように作っています。
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「魚を追うペリカン」
樹種: サクラ、ホオ、コクタン、メープル、カリン等
2019年制作
ペリカンが魚を食べたくても食べられないようなもどかしさを感じるような作品です。
ほかのものとは少し趣向を変えてみようと思い、振り子を使ってみました。
振り子の重心の位置を変えることで振れる周期をずらし、魚とペリカンが自然に
近づくようになっています。
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「Huebako」
樹種: スギ、アガチス
2017年制作
LOFT&Fab Award 2017にて制作した作品です。
文房具をたくさん持ち歩く日を、そうでない日も使えるような筆箱を作ってみようと思い作りました。
文房具の量に応じて、上に上に増やしていくことで筆箱のサイズを変えることができます。


ぜひ、田中さんの作品を見に来てください。

佳作 丹波の森ウッドクラフト展実行委員長賞
 「ゴーゴーあひるママ!」 藤巻 茜音(石川県金沢市)
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引っ張って遊ぶプルトイです。
あひるママの背中に乗った卵を落とさないように注意して引っ張ります。
タイヤが10角形になっていて、ガタガタとなるので慎重に引っ張らないと卵が 落ちてしまいます。
卵には鉄の玉を入れてあって重みがあり、振るとカタカタと命を感じる音がします。
ママは大変ですが、ゴーゴー!、元気に歩いていきましょう。


佳作 丹波の森ウッドクラフト展実行委員長賞
 「ひととき」 津田 敏幸(兵庫県加古川市)
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自然の中に小さな動物や昆虫・人々が、まるでひとつの村のように生活する空間が
広がっています。
下部に付けられたハンドルを回すとそれらの小さな生き物たちが、一斉に動き出す
カラクリ作品です。 木には鳥やトンボ、チョウチョなど、家屋の中では人々の暮らし、
庭ではエサをつつく鶏にひよこ、ブランコやシーソーで遊ぶ人などなど、
実に多彩な生き物たちがいきいきと動きます。
上部のカバーを外すと歯車が現れ、その歯車にもきれいな色のついた花などが
ついています。
動く仕組みは磁石なのですが、ここまでたくさんの生き物が動くように作るには
かなりの時間と労力があったと思われます。
小学生の教材用に作られたというこの作品、こどもたちはきっと楽しみながら
たくさんのことを学べるのではないでしょうか。


佳作 丹波の森ウッドクラフト展実行委員長賞
 「ゲタ」 関 哲也(長野県北佐久郡)
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ゲ、ゲ、ゲ、
ゲタがたくさん。
積んだり、並べたり、ドミノ倒し、いろいろな遊びを考え出される所が
審査員に評価されました。
ゲタという着眼点が素晴らしいです。
実際に遊んでみると結構難しいところもあり、遊び甲斐があります。
作者の関さんは第27回で佳作を受賞されている若い世代の方です。
実は30代、40代の方からのご応募はウッドクラフト展にとって貴重な存在。
関さんは9回目のご応募。これからもよろしくお願いします、と伝えたいです。

新人賞 (公財)兵庫丹波の森協会理事長賞
 「Baum(バウム)」 吉澤 知恵(千葉県船橋市)
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浮造り(うづくり)加工という、昔から日本家屋を建てる時などに使われてきた
伝統的な技法を使った積み木です。
バーナーなどで板の面に焼き目をつけ、道具でこすると木目が浮き上がってくる技法です。
浮造り(うづくり)加工がなされたヒノキが積み木の面にしてあり、凸凹を利用して
斜面にも積むことが出来ます。
また、積み木の中身は異なった樹種を組み合わせて作ってあり、バランス感覚を養いながら遊ぶことが出来ます。
作者の吉澤さんは大学院で勉強されている学生さんです。
伝統的技法を積み木に応用する柔軟な発想が素晴らしく、今後に期待大の新人賞です。


特別賞 三木工業協同組合理事長賞
 「信州そば処」 土屋 彰人(長野県長野市)
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エンジュの木をくりぬいた中には、おそば屋さんの世界が広がっています。
右側の水車に付けられたハンドルを回してみると・・・
石臼でそば粉を挽き、こねて、のばして、切って、釜で湯がいて、いただきまーす♪ と、一連の動きを見せてくれます。
腰を使って力強くそば粉をこねる人、手首の返しをうまく使いながら伸ばす人・・・、 あーんと大きな口を開けてそばを美味しそうに食べるお客さん、
どれもみんな人が良さそうな笑顔をしています。
ちなみに看板の上には2匹のネコちゃん、店員さんはみんなお揃いのバンダナを巻いていたり、店内の障子窓は開くようになっていたり、細かい作りも見所です。
素朴でほのぼのとした世界に思わずにっこりほっこり。
お店の下に鏡を置いて、からくりの仕組みが見学者に分かるような配慮もあります。
こんなおそば屋さん、行ってみたいなぁ。


学生賞 丹波市製材協会賞
 「Wooden Planet」 藤森 直輝、本田 睦、 大高 理穂子、 楊 霈塬
(千葉大学 融合理工学府 創成工学専攻 デザインコース)
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お風呂に浮かせて遊ぶおもちゃです。
木で出来た惑星を円盤に入れて浮かべたり、またヒノキの香りを楽しんだり・・・
審査会では実際に洗面器に水を入れ浮かばせてみました。
お風呂遊具というのは今までウッドクラフト展にはなかった応募作品だと思います。
お風呂と惑星、なかなか思いつかない斬新なアイデアです。
審査員からは、発展の余地のある作品だと評価されました。

優秀賞 丹波市長賞
 「夫婦柿(苦労柿)」 山根 亮二(兵庫県朝来市)
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本物の柿そっくりに精巧につくられたオブジェ。
柿の色や葉っぱの色、額縁や文字に至るまで作者の器用さと確かな技術力が伺えます。
このオブジェ、実は還暦を迎える作者の奥様のために作られたものです。
右の柿のヘタを持ち上げればそこには「柿の種」の指輪が。
柿の種の指輪だなんて・・ぷぷぷ。
そして、枝は還暦60才にちなんで六段の輪切りになっており、一番最後の段には・・・
なんと、本物の指輪を入れるサプライズが用意されています。
使ってある材種はもちろん柿の木とクロガキ。
作者の山根さんのユーモアと愛がたっぷりの作品です。


優秀賞 丹波市議会議長賞
 「おさんぽカモさん」 久保 進(神奈川県伊勢原市)
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ハンドルを回すとカモさん親子が一斉に泳ぎ始めます。
真ん中の透明アクリル板は水面を連想させ、水面下の足の動きが見事に表現されています。
作者の久保さんはおもちゃ作りの熟練者。
第29回ではグランプリを受賞されたこともあります。
木で出来たキャタピラは久保さんの持ち味です。
精巧に作られているので、安心してハンドルを回せます。
裏側はその仕組みが見えるようになっており、裏側を真剣に見ている見学者の方もいます。
ぱたぱたとかわいらしく動くカモさん親子、何度もハンドルを回したくなります。


優秀賞 丹波市教育長賞
 「洗濯はさみ虫」 佐藤 敏男(埼玉県鴻巣市)
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これは何だ???
これは「洗濯はさみ虫」です。
生活の中に身近にあるものをおもちゃに変身させてあります。
口にはさんで(くわえて)いるのは洗濯物。
日常の中にユーモアを。
いろいろな遊びを考えて世界が楽しいものになるように、そんな作者の思いを感じます。
作者の佐藤敏男さんはなんと今回が29回目のご応募です。
事務局からは心をこめて「ありがとう賞」をお贈りしたいです。

グランプリ 文部科学大臣賞
 「新種発見!葉っぱの標本(3部作)」 熊野 聡(宮城県仙台市)
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ユーモアたっぷりの様々な葉っぱが、寄せ木や木目を生かして表現された作品です。
オルゴールが鳴る楽しい仕掛けもあります。
葉っぱには「差し葉」「くろー葉」「ねばね葉」などの名前が付けてあり、ひとつひとつの葉っぱに作者の思いが込められています。
シカモア、クロガキ、パドックなどたくさんの樹種が使用してあり、木そのものの色合いがとても美しく、塗装にも工夫が見られます。
完成度の高さと美しさが審査員の心を奪いました。
壁掛けとしても楽しめ、見る人を笑顔にさせる素敵な作品です。
作者の熊野さんは震災をきっかけに、人々を笑顔にさせる作品作りを心がけるようになられたそうです。


準グランプリ 兵庫県知事賞
 「回れ 回れ」 冨田 一男(山口県下関市)
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「ウッドマン」「ボックスマン」「イエローキャット」「レインボーにわとり」の4体の人形を、手で持って回して遊びます。
ハンドルを回すとそれぞれの人形がおもしろおかしく回転します。
手持ちできるサイズも丁度良く、こどもから大人まで楽しめるシンプルなおもちゃです。
カラーリングと動物たちのフォルムは、この作者の方のもつ唯一無二の個性と魅力。
また、遊びやすいよう大変丁寧にやすりがけがしてあります。
やさしさと夢がいっぱい詰まった作品です。
作者の冨田さんは何度もこのウッドクラフト展にご応募いただいています。
木のおもちゃ作りにかける想いや努力を知っているだけに、事務局としてもとても嬉しい受賞となりました。