2018年9月アーカイブ

新人賞 (公財)兵庫丹波の森協会理事長賞
 「ログハウスパズル・森の家族たち」 德田 一絵(東京都東村山市)
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3段になったログハウスのそれぞれの中に、動物の家族などのパズルが入っています。
パズルはひとつひとつのピースとしても積み木やごっこ遊びが出来そうです。
そのデザインもとてもかわいらしく子供が笑顔になりそうです。
パズルを収納するパッケージにも力点を置いたところも評価されました。


特別賞 三木工業協同組合理事長賞
 「サウンド オブ ファミリー」 久保 進(神奈川県伊勢原市)
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家の形をした手回しオルゴールです。
ハンドルを回すと色とりどりのマレットが美しい音色を次々奏でます。
多様化する家族のそれぞれの音。それはひとつの美しい音楽となっています。
作者の久保さんは「家族を想うおもちゃ」とコメントされています。
久保さんは第29回のグランプリ受賞者でもあり、木でできたチェーンが特徴です。
今回2点出展していただきましたが、もう一点のおもちゃもシンプルだけど楽しい良いおもちゃです。


学生賞 丹波市製材協会賞
 「ハシビロコウ木馬」 村上 龍児(奈良県立高等技術専門校)
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今話題の「動かない鳥」ハシビロコウをモチーフにしたちょっと変わった木馬です。
動かない鳥だけど、ゆらゆらよく動く。
キリッとまじめな顔立ちのハシビロコウさんに子供がニコニコ乗って遊んでいる姿が想像できます。
おもちゃとしての役目を終えた後は写真置きや花台などとしても利用できるそうです。


優秀賞 丹波市長賞
 「わたしの街でおかいもの」 上原 雅子(京都府綾部市)
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自分が住む街の商店街を木彫りで表現した作品です。
それぞれ建物などが段ボール風に彫ってあり、子供が「ごっこ遊び」をしているようにできています。
和菓子屋さん、お花屋さん、喫茶店に野菜市、実際に実在する店名が彫ってあったりします。うさぎの店主や店先で新聞を読むモグラ、猫・・・架空の街ですが本当にこんな街があるようなノスタルジックで懐かしいような気分になる素敵な作品です。
作者の上原さんは、第14回で準グランプリを受賞されています。
こうして、何年も前に出展していただいた方からの久々の出展はとても嬉しいです。


優秀賞 丹波市議会議長賞
 「ダット/キュウソ」 鈴木 智子(石川県加賀市)
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こちらは「ダット」と「キュウソ」の1つずつの作品としての出展でしたが、組み作品として評価され受賞されました。
「ダット」はうさぎのしっぽを指で強くはじくとジャンプして、棒のてっぺんにびょーんと耳がくっつきます。黒と白のとてもかわいいうさぎです。
「キュウソ」はネズミの頭をはじくと、うまくいけばてっぺんのチーズにありつけ、失敗すれば猫のえじきになってしまいます。
うまくいったりいかなかったり・・・、
おもちゃとして、とても明確に楽しめる作品です。子供も大人も楽しめます。
こちらの鈴木さんも久々の出展でした。第22回の時「ババリアン・レントラー」という作品で、人形同士がくるくると回る楽しい作品でした。


優秀賞 丹波市教育長賞
 「子熊の三輪車」 我澤 愼一郎(大阪府茨木市)
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大人が乗っても大丈夫なほど頑丈で精巧につくられた三輪車です。
その精巧さとかわいい子熊のギャップがとてもいいですね。
自作治具や自作機械でこの作品を制作されており、作者の木工技術の高さが分かります。
乗るのがもったいないくらい、立派で美しい三輪車です。



グランプリ 文部科学大臣賞
 「はばたき」 田中 優斗(静岡県富士宮市)
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海を飛ぶカモメをイメージして作られた作品です。
ハンドルをゆっくりと回すとカモメがはばたきます。
シャープなメカニック感があるデザインと、カモメというモチーフと木のもつあたたかみが融合した作品です。
作者の田中さんは初出展で見事グランプリを受賞されました。なんと今回の作品が初めての本格的な木工挑戦ということです。以前から趣味でロボットなど機械作りをされていたということですが、それにしてもすごいですね。ヒノキやコクタンなど樹種の色の違いも効果的に使われています。


準グランプリ 兵庫県知事賞
 「丁髷(ちょんまげ)トリオ」 水野 咲衣花(北海道札幌市)
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ちょんまげ姿なのになぜかかわいい絵柄のスエット(ジャージ)を着ている。なぜかトリオ。そしてなぜか頭の上で逆さの番傘が回っている。
なんともおかしくクセになるこの作品。
作者の水野さんは昨年「AGO」という作品で優秀賞を受賞されています。 こちらの作品も独特の雰囲気があり、形といい色合いといい、忘れられない素敵な作品です。
作者のセンスと発想に、真似の出来ない素晴らしい才能を感じます。


今回グランプリ・準グランプリとも20代の若い受賞者です。 今後のご活躍がとてもとても楽しみです。

第31回の新しい試みとして、前年度グランプリ作者の作品展をただいま同時開催しております。
今年は長野県の土屋彰人さんの作品を8点展示させていただいています。
土屋さんのプロフィールをご紹介します。

【1954年生まれ。
木工に拘らず、物づくりが大好きで、金属加工、電気工作、機械作りなど何でも挑戦します。
一つの木の塊から箱を作り出す(くりぬき小箱)を独学で作りだし、東急ハンズ大賞出品 入選。
2001年より喫茶店ギャラリーなどで、(開かない箱)(ねじれ小箱)など新作展10回の個展。
サラリーマンを55歳で退職。現在は家業を継ぎ(りんご作り)農作業の合間に木工を楽しんでいます。】

りんご作りの合間に作られたという作品はどれも丁寧にしっかりとした作りで、物語を感じさせるようなあたたかみがあります。
来場者の方々も土屋さんの作品を感心しながらご覧になっています。

土屋さんのコメントです。
【自分が作っていて楽しくなる物、無理やり作ったものからは楽しさが伝わらない。
良いアイデアが出なくて苦しい時も有りますが、その分乗越えた時のワクワク感が嬉しい。
農家をしていると一日まとまった時間が取れず、朝早く起きての1~2時間少しずつ作ります。
でも、一か月過ぎる頃には作品の形が見えてきます。
人生もそんなものかなと思います。】

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お仕事のりんご農家さんならではの、りんごをモチーフにした木の葉でロックできる小箱や、とても細かく美しい象嵌細工の蓋付きの小箱、「豪雪地の冬と春」をイメージされて作られた素敵な作品、開けるのにコツがいる小箱、故郷の台所という作品は「ふるさと」の童謡のオルゴールが流れおくどさんのお釜の蓋がことことと動きます。
特に木工好きの見学者の方々が感心されていたのは「ねじれ小箱」です。
自作の機械で作られたというその作品は、スライド式に開く箱で、ななめにねじれてスライドして蓋が開きます。
どうやってこんな風に作ったのだろうとみなさん不思議がられています。

今日は、土屋さんご本人がはるばる長野県から会場へお越しくださいました!
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ご本人から作品作りのいろいろを直接お聞き出来て、大変楽しい時間でした♪
土屋さんは今年も作品を出展していただいています。そちらも合わせてぜひご覧にお越し下さい。

たくさんの見学者

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一般の部の展示が始まり、たくさんの方々が来場されています。
みなさんとても感心されて、それぞれの作品を熱心にご覧になっています。
今年は作品数が多く、展示会場を少し広げて展示しており、見応えがあります。

ぜひ会場に足をお運びください。お待ちしております!

展示期間
平成30年9月16日(日)~30日(日)
      9:00~17:00(最終日15:00まで)
会場:兵庫県立丹波年輪の里 木の館ホール


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一般の部の展示が本日、9月16日(日)から始まりました!
初日を晴天で迎えることができて本当に良かったです。
今年も沢山の来苑者の方に作品をご覧いただければ幸いです。

□会期:平成30年9月16日(日)~30日(日)
          9:00~17:00(最終日15:00まで)
□会場:兵庫県立丹波年輪の里 木の館ホール

入賞作品11点を含む全出展作品110点の展示と、前年度(第30回)グランプリ受賞者による個展を同会場にて同時開催しております。

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そして今年も、「みんなが選んだおきにいり賞(丹波年輪の里 館長賞)」をやっております。
選ばれた最多票獲得作品の作者及び、投票者の中から抽選で一名様に、「丹波のスイーツ」を贈ります。
書いていただいた作者へのコメントは直接作者の方へ送りますので、見学に来られる方は是非ご協力ください!
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丹波の森ウッドクラフト展ブログも随時更新中です。

一般の部入賞者発表

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第31回丹波の森ウッドクラフト展・一般の部入賞者を発表いたします。
グランプリ(文部科学大臣賞
     入賞者:田中 優斗(静岡県富士宮市)
     作品名:はばたき
準グランプリ(兵庫県知事賞)
     入賞者:水野 咲衣花(北海道札幌市)
     作品名:丁髷(ちょんまげ)トリオ
優秀賞(丹波市長賞)
     入賞者:上原 雅子(京都府綾部市)
     作品名:わたしの街でおかいもの
優秀賞(丹波市議会議長賞)
     入賞者:鈴木 智子(石川県加賀市)
     作品名:ダット/キュウソ
優秀賞(丹波市教育長賞)
     入賞者:我澤 愼一郎(大阪府茨木市)
     作品名:子熊の三輪車
新人賞((公財)兵庫丹波の森協会理事長)
     入賞者:德田 一絵(東京都東村山市)
     作品名:ログハウスパズル・森の家族たち
特別賞(三木工業協同組合理事長賞)
     入賞者:久保 進(神奈川県伊勢原市)
     作品名:サウンド オブ ファミリー
佳 作(丹波の森ウッドクラフト展実行委員長賞)
     入賞者:阿部 吉伸(北海道札幌市)
     作品名:木でつなぐ 家族の絆
佳 作(丹波の森ウッドクラフト展実行委員長賞)
     入賞者:藤原 均(岡山県玉野市)
     作品名:アルマジロのおもちゃ
佳 作(丹波の森ウッドクラフト展実行委員長賞)
     入賞者:吉田 欣司(京都府亀岡市)
     作品名:【ヒノキノコ】
学生賞(丹波市製材協会賞)
     入賞者:村上 龍児(奈良県立高等技術専門校)
     作品名:ハシビロコウ木馬

出展作品数 110点
出展者数  108名

ホームページやブログでの入賞作品写真紹介は後日掲載します。

先日、一般の部の審査会が行われました。
今回の出展作品は全部で110点。ホールにずらっと力作が並びます。
その中から3人の審査員の先生方はじっくりと時間をかけて入賞作品を選ばれました。
審査の内容は公表できませんが、今回の審査会で出ていたワードは「発想が面白い」
さて、どんな「発想が面白い」作品が選ばれたのでしょうか?
110点の中から選ばれるのは11点、入賞しなかった作品の中にもいいところまでいった作品がたくさんあります。
審査結果は13日(木)にこのブログでも発表します。
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一般の部の展示期間は、
9月16日(日)~30日(日)
  9:00~17:00(最終日15:00まで)

<お問い合わせ先>
  兵庫県立丹波年輪の里/電話0795-73-0725/担当:秋山、足立