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過去の受賞作品


一般の部 第21回
審査総評

 この「丹波の森ウッドクラフト展」は、昨年成人式を迎えました。

  ゼロから出発しての20年間、多くの出品者、兵庫県・丹波市など地元の皆さんに支えられ、全国的にも高い水準のコンクールとして注目を集める展覧会に成長しました。

  次なる課題はこの水準を保ちつつ、豊かな木の文化の国であるこの日本の中で、一人でも多くの方々がモノ作りの創造活動に親しんでいただきたい。そのためにはどうしたらよいかが問題となりました。今年から設けられた新人賞は、その方向を示すものです。

  本年度は出品者の4割近くが初出品の方ですが、その中からグランプリの栄誉に輝く方が出ました。しかしベテランの方々も人をうならせるその実力を発揮して元気です。

  この展覧会を育てるのは出品者の方々です。皆さんの優れた作品を期待すると同時に、木工クラフトの制作活動の裾野が広がり、一人でも多くの方が集まる場となるよう希望しています。

兵庫教育大学名誉教授 日野 永一
グランプリ
作品写真
作品名 / 「クルコロ」シリーズ
氏名 / 中村 久丹子
使用樹種 / バーチ、ブナ
【作者コメント】
 クルコロは助走台の上から転がして遊びます。クルコロは気難しいのでちゃんと置いてあげないと真っ直ぐ転がってくれません。正しく置いて転がしてクルコロの動きを楽しんでみてください。
【講評】
 くるっと回ってころっと転がる。クルコロシリーズとはよく名付けたもの。転がるおもちゃは昔から工夫されてきたが、このクルコロは転がり方とその形に新しい工夫が重ねられ、宇宙船でも思わせるような斬新な形に仕上げている。形の中心部にまた、ある形が組みこまれて動く工夫もある。白木を生かした単純な形の動くオブジェとしても美しく、楽しめる。

  大中小と3点シリーズとしたのもよかった。期待できる新人として全審査員に評価された。

組み木デザイナー 小黒 三郎
準グランプリ

作品写真
作品名 / キャタピラ組み木の「ぐるりん、パッ!」
氏名 / 守重 シゲ子
使用樹種 / ミズメ、センダン(外箱)
【作者コメント】
 動物8匹がぐるりと輪になって転がせる組み木です。ところが1匹をはずすとパッと一列に並んで行進スタイルに変身。

  同じやり方で16匹にするとキャタピラのようになり、よりスケールが大きい遊び方ができます。 犬、猫、ネズミ、カマキリ、カエルの5種類をデザインしてみました。
【講評】
 犬、猫、鼠、蟷螂、蛙の五種類からなる動物組み木。いずれも8匹の合同の形が並んで組まれる。その組み方に工夫があって、直線状、リング状、更に渦巻き状にもなる。一つの形(ユニット)をくり返して組むことによって多様な形に変化できる面白さが加わった。

  作者は4年連続出品して連続受賞している。第1回目の屏風に見立てた干支組み木以来、組み木の組み方に新しい工夫を盛りこんできた。その追求してゆく情熱に心打たれる。
組み木デザイナー 小黒 三郎
優秀賞
  丹波市長賞 飛行I・II 蓮溪 円誠
  丹波市議長賞 ブーメランくるりんカー 中山 和人
  丹波市教育長賞 木樹の戯れ 北垣 文男
新人賞
  丹波の森ウッドクラフト展実行委員長賞 転上コマ 小原 孝志
アイデア賞
  丹波の森ウッドクラフト展 実行委員長賞 進化の卵 加藤 孝志
  丹波の森ウッドクラフト展 実行委員長賞 波のりアグー 平良 勇
  丹波の森ウッドクラフト展 実行委員長賞 パタパタ・フィッシュ(親子) 五十嵐 光也
出展作品数は68点(内テーマ作品数は39点)、出展数は60名
審査員 (50音順)
    【審査委員長】
小黒 三郎

組み木デザイナー
    西田 明夫 有馬玩具博物館館長
    日野 永一 兵庫教育大学名誉教授
 
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