この「丹波の森ウッドクラフト展」は、昨年成人式を迎えました。
ゼロから出発しての20年間、多くの出品者、兵庫県・丹波市など地元の皆さんに支えられ、全国的にも高い水準のコンクールとして注目を集める展覧会に成長しました。
次なる課題はこの水準を保ちつつ、豊かな木の文化の国であるこの日本の中で、一人でも多くの方々がモノ作りの創造活動に親しんでいただきたい。そのためにはどうしたらよいかが問題となりました。今年から設けられた新人賞は、その方向を示すものです。
本年度は出品者の4割近くが初出品の方ですが、その中からグランプリの栄誉に輝く方が出ました。しかしベテランの方々も人をうならせるその実力を発揮して元気です。
この展覧会を育てるのは出品者の方々です。皆さんの優れた作品を期待すると同時に、木工クラフトの制作活動の裾野が広がり、一人でも多くの方が集まる場となるよう希望しています。