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過去の受賞作品

ジュニア部門 第12回
審査総評

 この展覧会では、その作者の個性・独自性が、どのように作品の上に現れているかに重きを置いて審査しています。もちろん、作品を上手に作ることは大切なことです。でも、決められた通りに、あるいは図面通りに作る技術の優秀さを競うのではなく、作者が自分のアイデアで、木と触れあう中でそれを発展させ、さまざまな技術を学んでそのイメージを作品として表現する。そのことの方が、決められた通りに上手に作ることよりずっと大切なことなのです。制作の途中にはいろいろな苦労もあるでしょう。それを乗り越えて作品が完成した時の喜びは、お金で買えるものではありません。しかもその作品は、世界中でただ一点の作品なのです。そして何よりも大切なのは、こうした制作活動の中で、知らず知らずの間に創造的な力が身に着いていくことなのです。

 こうした展覧会の主旨が次第に理解していただけるようになったからでしょうか、それぞれ個性溢れる作品が、この丹波年輪の里にたくさん集まりました。今年は、特に抜きん出た作品も、逆に展覧会のねらいから外れた作品もありませんでした。また、全体的に平面的なものや、こぢんまりまとまった作品が多く、構造的な作品や冒険的な作品があまり見当たらなかったのは残念でした。それだけにどの作品も力が伯仲し、審査には苦労が伴いました。入賞作品はそれぞれ独自の特色が見られるものですが、惜しくも入賞を逸した作品との間には大きな差はありません。出品者のみなさんは、来年もまたチャレンジして下さい。

実行委員長・ジュニア部門審査員長 日野 永一
(兵庫教育大学名誉教授)

グランプリ
作品写真
作品名 / お重顔
氏名 / 佐藤 可也 (神奈川県 寒川町立寒川東中学校1年)
【作者コメント】

 遊び方。頭、目、鼻、口の段を入れかえていろいろな表情が作れる。口の段を目にしてもいいし、鼻を目の所に入れかえてもいい。

【講評】

 箱の各段の向きを変えると、さまざまな表情が楽しめます。上下を入れ替えることもできます。いかにも中学生らしい楽しいアイデアです。髪の毛、目、鼻、口のそれぞれは既製の部品から作られ、お父さんのアドバイスもあったようですが、材料の中から上手にイメージを引き出しています。自然の小枝や木の実の形からイメージを引き出す作品はよく見られますが、都会地の日曜大工ショップにも、こうした素材が溢れていることを教えてくれました。

日野 永一
準グランプリ
作品写真
作品名 / スプンでGO!!
氏名 / 河野 雄二 (宮崎県立左土原高等学校3年)
【作者コメント】

 スプンでGO!!は2〜3人でグループを組みスプンを交互に協力して動かすことによって球をゴールへ運ぶゲームです。

 チームごとにタイムを競い合うことで、協調心を競いながら競争心を育てることがこの遊具のねらいです。

【講評】

 自由な心から生まれた作品にはそれだけで遊び心の共感を覚えるものですが、「遊び」を創作のねらいにすると、自己の遊び心をこえて、人や人々の交わりの場面の遊びにまで構想が広がっていきます。「協調や競争」など社会に開かれていく高校生の視線が、制作動機の背後に見えています。同校からは技術面での力作が数多く出品されましたが、遊びのコンセプトに創作性の認められる本作品を審査員一致して推奨することにしました。

水上 喜行
優秀賞
    うちら陽気なBIBUーGIRL'S 名和・樋口・矢野・角田・灘・前本・久保田・周・山崎・今村・西小野・松本・佐藤・王
 兵庫県 神戸市立神港高等学校美術部
    笑いの毎日 嶋野 朱美
 大阪府 大阪市立工芸高等学校3年
    森の音楽会 田中 香愛
 兵庫県 青垣町立芦田小学校6年
奨励賞
    木工「どうぶつ」 工芸科2年生
 大阪府 大阪薫英女学院高等学校2年
    まこちゃん イス 福田 誠
 神奈川県 寒川町立旭が丘中学校2年
    九人の大ぼうけん 陣在 勇磨
 兵庫県 浜坂町立浜坂小学校2年
    木材の本立て 本庄 泰人・定森 吉保・安田 龍太郎
 兵庫県 柏原町立柏原中学校3年
    バイク 仙水 雄大
 兵庫県 氷上町立氷上中央小学校4年
アイデア賞
    コロコロ木琴 寺脇 萌美
 兵庫県 姫路市立花田小学校3年
    SUGOROPARK〜雨でも公園〜 銀鏡 陽子
 宮崎県立左土原高等学校3年
    貯金箱絵本 山口 蓮
 兵庫県 市島町立鴨庄小学校3年
    森のたんけんたい 矢野 史子
 兵庫県 村岡町立村岡小学校4年
特別賞
    森の学園椅子 須藤 央人・森 健司・伊藤 竜・金子 裕・持田 豊和・内田 圭亮
 埼玉県立大宮ろう学校3年
審査員
    【Jr.審査員長】兵庫教育大学名誉教授 日野 永一
    造形デザイナー 大野 巳喜男
    日本玩具博物館長 井上 重義
    東北工業大学客員研究員 山崎 純子
    大阪教育大学教授 水上 喜行
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