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vol.99 平成19年5月 発行:兵庫県立丹波年輪の里 (林産指導課) Tel0795-73-0725 fax0795-73-0727 題字 鳳翔会主宰 塩山重夫 |
健全な森林を育てる
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平成19年度兵庫県の木材利用関係事業(抜粋)兵庫県産木材利用木造住宅特別融資事業兵庫県産木材を利用した木造住宅を建築する施主に対して、長期固定の低利融資を行うことにより、木造住宅の建設を促進し、県産木材の利用拡大を図るための制度。 昨年度まで融資利率は2.0%固定であったが、今年度よりフラット35取扱い金融機関の平均金利マイナス1%で設定されることとなった。 木造住宅ローン・融資対象県産木材を50%以上使い自ら居住するための木造住宅を県内で新築、新築購入、増改築する者。 ・融資利率 2.0%固定(H19・4・1〜H19・9・30融資実行分まで適用) ・融資限度額 2000万円 ・返済期間 25年以内 リフォームローン・融資対象自ら居住する県内の住宅において、県産木材を利用した内装材を30m2以上使用してリフォームする者。 ・融資利率 木造住宅ローンに同じ ・融資限度額 500万円 ・返済期間 10年以内 公共施設等木造・木質化50%作戦兵庫県は、県産木材の利用を促進するため、県・市町・団体施設の木造・木質化の推進や公共土木工事での県産材の利用拡大を重点的に推進している。 県は従来より公共施設等を建設・改修する場合、建築基準法の規制等により木材の使用が困難な場合を除き、木造化または延べ床面積の30%に相当する面積の木質化に取り組んできた。 平成19年度からは、目標とする「木質化率(木質化面積/延べ床面積)」を30%から50%に引き上げるとともに、平成22年度の県産木材使用目標量を13000m3に設定した。 第22回ひょうご木材フェア木材・木製用品から木造住宅までを取り扱う広範な木材関連事業者からの出展を通じ、暮らしの中での多様な木材利用方法を提案し、木と触れ合う機会を創出するとともに、木材利用推進や森づくりに対する理解を深めることを目的として開催される。 木製用品利用拡大事業学習机等のJIS規格改正に伴い、既存の学習机を更新しようとする小・中学校に対し、県産木材を使った木製机の導入経費の助成を行う事業。事業対象は市町で、標準事業費(1セット当たり8000円)に対し、1/2を助成。 県産木材供給センター整備推進事業外材製品に対抗できる「品質・価格・供給力」を備えた「県産木材供給センター」の平成22年度の本格稼動を目指し、参画事業体の公募・選定、事業実施計画の策定を行う。
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人にやさしい木材塗料展(アンケート結果)平成19年2月3日から4月30日の3ヶ月間にわたり県立丹波年輪の里「木の館ホール」にて「人にやさしい木材塗料展」を開催し、約3500名の来場者があった。 期間中、アンケート調査を実施したので、その結果を一部紹介する。 (回答者141名) 塗料が健康におよぼす影響図1に示すとおり、「強く意識している」が34%、「意識している」が53%であり、計87%の回答者が健康に及ぼす影響を意識していた。 3年前にも同様のアンケートを実施したが(回答者72名)、「強く意識している」が33.5%、「意識している」が33.5%で、計67%が健康に及ぼす影響について意識していた。 これらのことから、塗料への健康志向が年々高まっている傾向が認められた。 ![]() 塗料展を見て使ってみたいと思った塗料図2のとおり「キヌカ」35%、「MR漆」13%、「柿渋」11%と、天然素材を主剤とする塗料への関心が高いことが分かった。「キヌカ」は06年4月に発売されたコメヌカを主原料とする塗料で、溶剤を全く含まないという点、「MR漆」は従来の漆より、かぶれ難く耐候性に優れるという点が注目された。 ![]() 塗料と塗装に関する情報提供塗料展期間中を通して、多くの来館者より家具、建築内装・床、建築外装に使用する塗料、塗装方法等、様々な質問があり、関心が高かった。
そのため、塗料展終了後も同展への参加企業に協力を得、塗料サンプル等を展示し、塗料や塗装に関する情報を引き続き提供している。 ![]() 塗料展の様子 |
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県内の木工・木製品紹介 |
| 桧皮(ひわだ)の生産 丹波市 |
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戦後、銅板葺きの普及で桧皮葺の屋根は減少したが、依然として国宝や重要文化財などの歴史的建造物において「桧皮葺(ひわだぶき)」は重要な役割を果たしている。 丹波市山南町は、古くから桧皮葺きの里としてその伝統技術が継承されており、全国でも「桧皮葺師」「原皮師(もとかわし)」「竹釘製造」などの技術者が最も多い地域である。 また、丹波の桧皮は良質で重宝され、京都御所や出雲大社、厳島神社等に使用されている。 桧皮は、桧皮を取る職人「原皮師」によって採取されるが、丹波市山南町の大野豊氏(73才)は「原皮師」として全国でただ一人選定保存技術者に指定され、息子の浩二氏41才とともに良質の桧皮生産のかたわら、文化財修理屋根技能士養成所の講師を務めるなど、後継者の育成に尽力されている。 大野氏は、自然にやさしい桧皮葺の良さと、文化財保護の観点から、これからも、桧皮の確保と、桧皮葺の技術継承、後継者の育成に努めて行きたいと語っておられた。 ![]() 桧皮を剥ぐ大野浩二 氏 ![]() 桧皮と大野豊 氏
(社)全国社寺等屋根工事技術保存会会員(理事) |
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