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「山側も木材流通の現状をもっと知るべきだ」「地域材の生産と木材流通の活性化」をテーマに去る二月三日丹波年輪の里において木材研修会が開催され、素材業者など約四十名が参加。素材業の生産性向 上と木材業者のネットワーク化について宍粟郡一宮町の素材業八木数也氏と(社)兵庫県森と緑の公社専務理事の峯田英紀氏が講演。その内容を掲載する。八木木材 八木数也氏
このことは木材市況にも反映され、丸太の購入価格が値下がりする一方である。スギの並材であればm3一万円弱で取引されているのが現実で、これを手作業で搬出すれば一万円の経費がかかる、これでは商売にならない。このような状況のなかで我々が今後生き残るためには加工から住宅の建築までをもっと勉強し売れる木材の生産をすべきである。 「皆伐ならm3六千円が目標」 スギ材に限って言えば現在m3一万円が相場である。 一般的に、手作業中心の作業体制(三〜四人体制)では年間五千m3が平均だがプロセッサを使えば八千五百m3前後の搬出が可能。場所を移動しながらでも五千m3以上は搬出できる。 この機動力を活用すればm3当たり五〜六千円の搬出コストが可能である。
浜松にある一条工務店では年間四千棟の住宅を建築している。 ここの部長さんの話では「スギとホワイトウッドを比べエンドユーザーはホワイトウッドの素人の人が見ても死節や虫食いなどの欠点を指摘しやすく、工務店としてはその都度取り替えや返品などの対応をして行かなければならない。手間と経費がよけいに掛かってくるので、スギを採用するつもりはない」とほうが良いと答える。スギは、言われた。 「住宅性能表示を知る」
震災以降、施主は安全性を重視するようになった、今まで三mの末口十四pで造材していたものは価格が暴落している。
これは性能表示の影響と考えられるので造材のさいにはこの事を考えて作業を進める必要がある。 これは新築の住宅について、完成後十年間は施工業者が責任を持って保証する制度であるが定められた基準以上に狂い等が発生した場合無償で取り替え修理しなければならない。
「ユーザーのニーズに合った商品の生産を」 現在日本の住宅は外材が八十%国産材が二十%と言われている。外材がここまで増えてきた原因に輸出側の「どうしたら買ってもらえますか」という努力をしてきた事がある。 我々も「乾燥材なら買ってもらえますか」「五m六十pの材ですか」などユーザーのニーズにあった商品を生産する努力が必要。 この不況と人口の減少によって住宅着工戸数はますます減少するだろう、しかしやり方によっては八十%の外材のシェアを取ることができる。 今こそ兵庫県下の木材関連業者が一致団結して頑張れば生き残っていけると思う。 |
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兵庫県森と緑の公社専務理事 峯田英紀氏「公社は県内一の森林所有者」
八令級以上の杉で千九百ha、桧で八百三十haを所有しており計画では平成十八年度から主伐を開始する予定である。 本格的な主伐を四年後に控えどの様な体制で取り組むかが最大のテーマである。これまで公社は育林業務を中心に進めてきたため、主伐に関する経験が少ない。 したがって現在活動中の素材業者とも連携をとることによって造材から搬出、販売までを行えるような体制作りが必要ある。 「公社の山を知ってもらう」 公社所有の山林にはスギやヒノキ以外にもマツやトチなどの樹種がる。 樹齢に関しても六十年や八十年生といった木もあるわけで、この資源構成をユーザーに対して公表して行かなければならない。そこで平成十四年から森林管理システムを立ち上げ瞬時に資源の構成が分かるように準備を進めている。
「現状に合った対応」
公的機関の一つとして動いてきた関係で立木の処分などは契約条件が厳しく規定されている。素材生産者側としては落としたい山であっても搬出期間の限定などで負落に終わった例がある。この様な場合でも両者との話し合いの中で出来る範囲内の条件緩和など現状に合わせた対応を取っていく。 「公社からの要望」 素材生産業者の中には一人親方的な方が多いわけで、いくら能力があると言っても県の入札資格者名簿にないと公益法人としては都合が悪い。素材生産者の方々も共同会社や組合を作るなど何らかの対策をとってもらいたい。 公社としても情報の提供、規制の緩和など出来ることは、やっていく方針であるので皆さまのご協力を頂たい。 講演終了後の意見交換会では、これからの素材生産業のあり方や立木伐採の進め方などで講師と参加者との間で意見の交換が行われた。 |
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丹波年輪の里アンケート調査結果一番人気は、ダイニングテーブル スギ、ヒノキ材を使用した家具の「魅力」と「可能性」を多くの人に知ってもらうため「Hyogo木の家ライフスタイル・フェア2001〜2002」が昨年の十二月から丹波年輪の里で開催、多くの人で賑わっている。開催期間中実施したアンケート調査も終了した。購入したい家具のランキング
集計の結果、展示家具の中でダイニングテーブルに人気が集中。次に、イス、食器棚、飾り棚が人気があった。 また、木製家具を購入する場合、価格よりもデザインを重視する人が約半数を占め、良いデザインの商品を開発すれば、スギ、ヒノキの利用に新たな可能性が見つかることが分かった。
家具購入の決め手について
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県内の木工品紹介 神戸の靴木型
巨人の松井秀喜やハンマー投げの室伏広治選手ら有名スポーツ選手のシューズ用木型を製作する。 サクラやカツラなどの良材を使用し特注品や市販スポーツシューズ、ブーツ用を手掛け、足に添う無理のない靴を生み出す木型づくりのプロ。
神戸木型製作所 |
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続・熱血業界人 高見宗臣さん(47)久崎木材専務(佐用郡上月町早瀬) tel0790-86-0321 fax0790-86-0322 佐用郡の木を育て、次世代に引き継ぐ 昭和八年創業の下駄製造ら造船会社への納材のためが製材業を開始して四十年現在は国産材が九割以上を占め山崎や津山方面から丸を集め、製品は千種川流域地場需要向けに出荷する。島根大学で育林学を専攻し卒業と同時に家業に携わる。 また第一期の林業技能作業士グリーンワーカー)として地元の森林・林業に強い関心を持っている。 佐用郡は昔から鳥取・智頭の影響を受けて山への意識が高く、手入れの行き届いた良材が多いという。 先人の残した財産として地域の山を引き継ぐのが使命と答える。 この長引く不況の下、生産額はピーク時の半分以下だ。規格外製品や特注品の生産工夫次第で結構ウマ味も多く今の商売のスタイルを変える気はないとのこと。 しかし最近の消費者の木離れが心配で消費者との接点を求めて端材販売を始めた。今後はホームページを開きを理解してもらおうと語る。
会社は佐用インター下りて10分 |
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端材利用で道路のり面保護 間伐材の利用推進が進むなか福崎森林整備事務所では、製材時に発生する端材を利用して道路のり面保護に使う取り組みを行っている。
端材を利用して法面保護は平成十三年の五月に神崎町大山の作業道で幅三m長さ十二m三十六uで試験的に施工された。同事務所では製材工場から発生する廃棄物の減少や緑化資材としての有効利用、のり面保護工の成績向上、施工性良さ、自然にやさしく早く腐朽し自然植生をスムーズに回復させる効果があるという。 今回は、試験的に施工したが結果が良好であれば今後本格的に導入する事を考えている。 |
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お知らせ○丹波年輪の里開苑十五周年春のフェステバル4月13日・14日(土・日) 午前10時〜午後4時 丹波年輪の里 木工教室・木とふれあい展・フリーマーケットなど
○ひょうご森の祭典 |
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