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「現在8000万人、2億人までもうすぐ」といわれているインターネット人口。世界中で爆発的な伸びをみせているこの情報メディアが、木材業界の組織・流通、また企業のありかたにどのように関わってくるのでしょうか? 次号と2回に分けて特集します。また、年輪の里での取り組みもあわせて報告します。
☆注目すべき点林業・木材産業の発展を考えたとき、高性能機械の導入や林道の整備、製材工場の大型自動化などハード面での施設整備を図ることは重要です。しかし、現状の国産材需要の停滞ぶりを見わたすと、今後は、川上から川下までを含めた全体の生産・流通を整備する、ソフトの仕組みを作ることがクローズアップされて来ます。このソフトの仕組みを動かすための具体的、効率的な手段として、将来はインターネットが決定的に重要な役割をはたすのではないかと考えられます。
☆産地直送のメディア「ふるさとの木を使ってこんな家づくりが出来ます。」、「こんなムク板の内装材があります。」など、産地では消費者に直接伝えたい情報がたくさんあります。しかし、いざそれを伝えたり流通にのせるとなると、距離的な制約や流通の限界などがあって、なかなか思うようには行きません。しかし、インターネットはおたがいに接続さえすれば、そんなしがらみに縛られずに産地と消費者をネットワークでむすぶことができる、いわば産地直送のメディアなのです。
☆流通の変化小規模な企業や個人でもインターネットを利用すれば世界を相手に商売ができる。これは大きなメリットです。しかし、生産者と需要者の狭間に存在する既存の卸商や小売業者にとっては、インターネットの普及が強い逆風となって作用し、木材の流通そのものが変わってしまう可能性もあります。
☆既存の流通業は「ネットワークのレンタル業」に変身する!?これは少々おおげさな言い方かも知れませんが、業務の代理・仲介機能で手数料を稼ぐ代表選手である「総合商社」は、すでに新しい動きを開始しています。独自のネットワークを作り、それをレンタルすることで新しい収入源とする。つまり、このインターネット商社で代金回収、輸出入や契約の代行をして手数料をもらう仕組みを作ろうとしています。
☆情報化時代の到来林業は産業として古く、流通もまた昔のままです。山で伐採した木を木材市場で競りにかけ、製材所で製材する。そして製品市場なり木材問屋を通じて消費地の大工・工務店に供給される。この間の積み下ろしを考えただけでも合理的でないし価格もあがる。今ようやく、「インターネット」という新しいメディアの登場で木材の流通が変化する可能性が出て来ました。(次号につづく)
作成進行中(^^;)
大まかな概要は下図のとおりですが、新しい情報をリアルタイムに更新・改訂できる体制をとるために、館内での情報のやりとりに「イントラネット」を活用する計画も同時に進行させています。 また、この「林産だより」も次号(9月)からインターネット上でもご覧いただけるよう予定をしておりますので、そちらの方でもよろしくお願い致します。
現在、丹波年輪の里では9月のホームページ開設に向けて、「木」に関係するホームページのリンクを募集しています。インターネットのリンク機能を使って、個々の情報発信を相互につなぎ合わせる事により、将来は膨大なデータベースに発展させることも可能です。 すでにホームページを開設されている方やこれからお考えの方で、丹波年輪の里とのリンクを希望される方はご連絡願います。
企画展示『インターネットからの木の情報』から6月1日から16日まで、年輪の里「木の館」ホールにおいて、インターネット上で繰り広げられている木に関係する情報のホームページを展示紹介しました。 その間、来館者に対してアンケート調査を行った結果、インターネットを使った事のある人の割合は17%でした。また、年代別では30代の19%が最高で、年代による差はあまり認められませんでした。
きぃーぱぁーそん
現在、教育学部中学校教員養成課程技術科で、木材加工や木の特性の学習教材などの研究を主にされているそうですが、もともとは乾燥が専門です。2年前にも、姫路で講演されたそうで、覚えておられる方も多いのでは・・・。取材させていただいた日は、宍粟郡のA社の相談を受けて、現地に同行することに。内容は、最近導入した高温乾燥機のスケジュールがうまくいかないという話で、梅雨時という季節柄もあってか、専務も少々あせっておられる様子。しかし、そこはこの道18年のプロ。スケジュール表を見ながらの診断はお手のもの。A社の専務も診断終了時には、明るい表情に変わったのが、見てとれました。業界発展のため、これからの御活躍を期待しています。
森林・林業技術センターでは、本年度から製材などの木材産業に対し、新製品・新技術の開発など、企業が独自では解決できない技術的問題の解決のため、大学の専門家を企業に派遣して指導を行う「技術アドバイザー(技術開発指導員)」の制度を発足させました。派遣日数は、1企業3日以内で費用は無料、年間10企業程度が予定されています。 派遣を希望する企業は、派遣申込書を木材利用部に提出すれば、各専門分野の技術指導が受けられるようになっています。専門分野ごとのアドバイザーは次の2名の方です。 製材・切削加工:京都大学教授 奥村正悟 乾燥・接着:奈良教育大学助教授 谷口義明 ○お問い合わせは、兵庫県立森林・林業技術センター木材利用部まで。
〜平成7年製材統計及び木材チップ統計〜 近畿農政局兵庫統計情報事務所がこの程発表した兵庫県の平成7年度製材統計及び木材チップ統計によると、平成7年12月末時点の製材工場数は、前年より5工場減少し327工場、木材チップ工場も製材工場と同数の5工場減少し63工場と毎年減少の一途を辿ってます。製材用素材入荷量も対前年比3.8%減の665千立方米と、同様の傾向を示しています。この傾向は、全国的にも同様で、製材工場は対前年比3.0%減の14,565工場と、ついに1万5千工場を割りました。製材用素材入荷量も最近では、最も大きな減少幅で対前年比5.2%減の366万 立方米となっています。 これは、製材品不況に海外からの製品輸入攻勢の強化が重なったことが大きな原因とみられ、この傾向は今後数年は続くものと思われます。
'全国産直住宅展前回、林産だよりでは「産直住宅」を特集しました。全国的に、このような事例は少しづつではありますが増えてきています。 そこで、今夏、年輪の里「木の館」ホールではこれら全国の事例を収集し、パネルによる展示を企画しました。ネットワーク型、第3セクター型、企業型などどれも独自の特色を活かしたものでありますが、それぞれ『国産材を使う』という想いではみな同じです。 これらが産地間競争ではなく、各産地が協調・協力しPRすることで、末端ユーザーである「住まい手」にこのようなムーブメントがあることを理解していただけるのではと考えています。 開期中多数のご来苑をお待ちしております。
内容 全国の産直住宅団体をパネル等により紹介します。 *入園無料。月曜日は休館日となっています。
梅雨もあけ、夏の日差しが連日照り続けていますが、読者の皆様方は如何お過しでしょうか。年輪の里では、夏のイベント「全国産直住宅展」の準備に大童です。詳細は左記のとおりです。多数の人の来苑をお待ちしております。(藤本) 今回、特集の担当をしました。地元の中学校で、インターネットを使った情報教育が熱心に行われていると聞いたので、担当の先生を訪ねてみました。教室を視察しキーボードを叩いている生徒の姿を目にして、あと10年もしないうちにこういう教育をうけた人種が職場にも入ってくることを実感しました。(梅垣) 先日、全国の木造普及施設の会合があり東京へ。情報交換では、どこの施設も運営に苦労されているようです。「つくるのは簡単だが、どう活かすかが問題」同様に林野三法もこれからが真価を問われるのでは?(高橋)
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