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間伐材有効利用への取組 ログブロック

■柏原農林事務所での取組

ログブロック


1. 使用目的
間伐材使用化粧型枠
2. 使用材料
間伐材・小径材(スギ)
3. 施工行程及び現地加工
ログブロックは三面太鼓挽きされた材を上下交互に二本の連結ピンにより接合していく工法です。
製品は、100mm×100×2000(1000タイプあり)で既製品が現地に搬入されそれを作業員がブロックを積む要領で積み上げます。
施工自体は二本の連結ピンによる打撃法接合と通常の型枠固定に使われるセパレーションの設置なので極めて単純作業であり特別現地での加工を必要としません。
4. 単価(丹波林産振興センター見積価格)
杉角材(一面丸み加工)
100mm×100×2000 1,500円/本
丸鋼φ12mm L=100mm 2本ピン付き
5. 耐用年数
耐用年数は不明ですがコンクリート打設後は化粧効果のみとなるので構造上問題はありません。また、必要に応じて部材の取り替えが可能な構造としています。

供給体制について

  1. 資材の供給地 県内の間伐材及び小径材(スギ)
  2. 供給体制整備主体・団体 丹波林産振興センター
  3. 製品加工主体・団体 丹波林産振興センターが取りまとめ、株式会社木栄が製造しています。
  4. 製品の品質・加工手間 当初は丸太を三面落としするだけの加工でしたが、これではブロックに反り返りが発生するので一度角材に製材した物を丸み加工するよう改良しています。

製品について

ログブロックの特徴は自然素材である間伐材を使用しているので景観に調和していること、組立作業の効率が良いこと、材の腐蝕等の激しい物については取り替えが可能であるところにある。ブロックは寸法切れがない限り見た目の弱点を考えなくてもよいので建築用材に向かない材を使用することができる。また、仕様にあった規格品に加工するため材に付加価値がつき安定した商品取引ができる。耐久性に関する問題でも基本的にコンクリート構造物の型枠として使用しているので腐蝕が進んでも何ら問題はない。また、腐蝕の進行とともに植生の発生が予想されるので景観上も大きな問題はないと思われます。


林産だより 第62号 (平成13年1月) から転載