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森林・林業への関心を高める効果も

「やっぱりいいな!木にかこまれて」 学童保育で内装に木材を使用
森林・林業への関心を高める効果も

明石市立人丸小学校内の学童保育室で、県産木材を使ったフローリング工事が夏休み前に完成し、好評だ。
これは、兵庫県がすすめる「ひょうごの木造・木質化作戦」を支える三本柱のひとつである「暮らしの中に木材を取り入れる運動」の一環として、兵庫県木材業協同組合連合会が実施したもの。
県民に身近な施設でモデル施工し、木材の良さを実感してもらい、県産木材の利用を促進することが目的だ。
同小に取材し、室内で遊ぶ児童に聞いたところ、「きれいになってよかった」、「木のにおいがする」、「ひんやりとして気持ちいい」など、総じて好評。

また、児童を預かる指導員の方からも、「部屋が明るくなった」、「以前の古い畳のときはチリやホコリで大変だった。ハウスダストの関係か、アレルギーのある子の症状が軽くなったようだ」との声。また、木に関心のある児童からは、「木は二酸化炭素を吸うんだよね、節はどうしてできるの?木のことをもっと知りたいな」と、取材に訪れた我々に、木について熱心にたずねる一幕も。身近に木材が使われることで、森林・林業教育のきっかけ作りの効果もあるようだ。

本事業が取り組まれた経緯について、明石市を管轄する県加古川農林水産振興事務所に聞いてみた。それによると、実施に先立ち、市教育委員会を通じて市内各学校に照会したところ、市立人丸小学校で学童保育室として使われている部屋の、特に畳敷きの改装が検討されており、同小から希望の申し出があったと言う。
このため、事業主体である兵庫県木材業協同組合連合会と加古川農林水産振興事務所林業課及び人丸小学校、同PTAとが協議のうえ、今回、取り組まれることとなった。

本年度は、県内約十箇所で木質化内装工事が実施される予定。
問い合わせは、兵庫県庁林務課(TEL 078-362-3466)または、兵庫県木材業協同組合連合会(TEL078-371-0607)まで。


林産だより第77号(平成15年9月) から転載