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地元産木材の学習机導入 ~ 篠山市立村雲小学校に ~

平成16年6月5日、篠山市東部、草ノ上地区にある市立村雲小学校において、地元産ヒノキ材で作った学習机・椅子の導入式が行われた。当日は、同小学校の五・六年生と保護者及び関係者が参加し、組み立て作業も行われた。

親子で組み立て
「ヒノキのいい香りがするね!」

この机・椅子は、地元丹波を中心に導入活動を行っている、(有)ウッドワーク丹波(代表 栗田隆夫氏)が、同小学校の五・六年生十二名を対象に寄贈したもの。ウッドワーク丹波には、すでに氷上郡市島町立市島中学校への納入実績がある。本年は同町内の各小学校にも導入される予定。
今回は、篠山市内の小学生にも木製の学習机・椅子の良さを知ってもらおうと企画された。

児童らも山で作業

木材には、地元向井地区の山林で本年一月に伐採された五十年生のヒノキ材を使用。これも地元所有者からの寄贈。
ヒノキは約十本伐採され、ここから十四セットの机・椅子をつくることができたと言う。
伐採では、教職員や児童らも山に入り、作業を手伝った。さらに製材・乾燥の現場見学や天板のオイル塗りも体験。
出材から約四ヶ月を経て机・椅子となり、ようやく児童らの手元へ戻ってきた。


誇りをもって
大切に使ってほしい

栗田代表は「市島町では三年間に約四百台を導入しました。しかし、今回のように伐採や製材・塗装にまで児童のみなさんが立ち会うことは、おそらく初めてのことです。この経験に誇りをもって、大切に使ってください。」と子供らに語っていた。
親子で協力し行った組み立て作業は、約一時間で終了。子供らには、思い出深い一日になったようだ。
地元産木材の活用においてユニークな取り組であり、今後の発展が期待される。



林産だより第82号 から転載