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山崎町学遊館 アイビードーム及び宿泊棟

1)施設名称、所在:山崎町学遊館 アイビードーム及び宿泊棟、宍粟郡山崎町東下野
2)事業主体、事業名称:山崎町、木のふれあい空間整備促進緊急対策事業
3)オープン年月日:平成15年5月末
4)設計事務所名、施工工務店名:(有)藤田宜紀建築設計事務所、 上林建設株式会社
5)主構造
アイビードーム: スパン40mのハイブリッド木造スペースフレーム
宿泊棟: 木造1階建、在来軸組と屋根架構にスペースフレームを使用
6)延べ床面積
アイビードーム1,219 m2
宿泊棟1: 417 m2、宿泊棟2: 324 m2
7)木材使用量
トラス丸棒材
(ヒノキ)
一般材
(主にスギ)
アイビードーム
53m3
(1,796本)
94m3 147m3
宿泊棟1・2
3m3
(174本)
165m3 168m3
屋外附帯施設
- 5m3
5m3

56m3
(1,970本)
264m3
320m3

8)木材調達面に関する特徴
 特記仕様書で宍粟材指定
・トラス部材
 約2,000本の丸棒が必要であったので、国有林、公社の協力を得て、間伐材を調達した。学遊館隣接の町有林の間伐材も使用した。
・一般建築用材
 素材、製材、乾燥の段階で町職員が確認を行い、確実に宍粟材が納入されるようにした。
9)木造・木質化に関する特徴
ハイブリッド木造スペースフレーム工法を使った初めての大型建築物である。この「ハイブリッド木造スペースフレーム」工法は、大阪大学大学院 今井教授の開発によるもので、節や虫食いなどの欠点が多い普通の間伐材を使用できる。
トラス部分の建設費用は、大断面集成材の半額程度で、鋼パイプ材によるスペースフレームと同程度の低コストである。トラス部材の金物は県内で製作したものであり、大断面集成材のように県外加工に頼らず、 県内の地場産業の協力で建設できる工法である。使用した樹種は、トラス部材にはヒノキ、その他の建築材には主にスギを使用している。