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~県産木材を使った木造住宅を推進するグループ~

第107号(P2) 協同組合 しそうの森の木
~県産木材を使った木造住宅を推進するグループ~

グループの概要
 「しそうの森の木」は素材業2社、製材業2社、工務店1社で構成される協同組合で、宍粟地域を中心に活動している。「木材産業に携わる企業が持続的に発展するためには、資源の供給元である山に利益を還元する必要がある」として平成14年7月26日に設立された。
 流通過程をシンプルにし、山とエンドユーザーとの距離を縮めるシステムと「収益の歩留まり」を上げる独自の取り組みとで「適正な立木価格」を山に還元している。

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活動内容
①「収益の歩留まり」を上げる取組
 組合は柱取り不適材や野地板等、既存の流通では安値で取引される製品に付加価値を付け、木材全体の価格を安定させることを目的に平成19年4月にプレカット工場・建材工場を再整備した。以前から製材側の余剰在庫情報や工務店・エンドユーザーのニーズを基に製品開発のアイデアを蓄積してきたが、小回りの効く生産システムを整備したことで、ジャストインタイムで製品を開発・生産することが出来るようになった。
 既に市場にある商品を提供するだけでは大手企業とのコスト競争に曝され適正な立木価格を山に還元することが難しくなることから、「相場に無くユーザーが喜ぶ商品」を開発・提供することで「収益の歩留まり」を上げるべく、知恵を絞って多種類の建材商品を製品化し供給していく取り組みに努めている。

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②情報発信
・第29回ジャパンホームショー出展
 平成19年11月14~16日に東京ビッグサイト開催されたジャパンホームショー(第2回ふるさと建材・家具見本市)へ出展し好評を得た。
 同イベントは地域振興、地場産業の育成を目指し、ブランド向上・新販路開拓を目的に開催されたもので、(株)東亜林業(宍粟市)と(株)森林経済工学研究所(加東市)と協同で出展した。会場では同組合の製品「無添加漆喰壁」「ロングライフドア」等に関心が集まった。これらの製品は柱取り不適材や野地板等の欠点を除去することで製品化されたもの。
・ブログ機能の充実化
 組合はホームページのほかに平成20年6月からブログ「森の木日記」を公開し、エンドユーザーへのPRに努めている。ブログでは宍粟地域の山の現状や木にまつわる情報等を組合が関わる業務とともに分かり易く紹介してある。ローカルな情報を所々に織り交ぜながら組合の活動や考え方を紹介しており、親しみの持てるブログとなっている。

協同組合 しそうの森の木
 事業本部長 三渡保典
 兵庫県宍粟市山崎町横須313の1
 TEL.0790-63-1819
 FAX.0790-63-1280
 ホームページ http://www.morinoki.or.jp/
 ブログ http://morinokis.exblog.jp/