メイン林産指導課の紹介情報誌 「林産だより」 平成17年度工芸品・伝統的木竹製品・薪炭 >第92号(P4-1) 一庫炭(池田炭) (川西市)

第92号(P4-1) 一庫炭(池田炭) (川西市)

chacoal.jpg  川西市北部の黒川、国崎、一庫地区で作られた木炭「一庫炭」の歴史は古く、室町時代の茶の湯の広まりとともに愛用され、お茶席用炭として現在でもその評価は高い。
 クヌギを原木とした黒炭である「一庫(ひとくら)炭」は、極上の切り炭として大阪の池田に集積され各地に出荷されたため、「池田炭」として流通する。火付きがよく長持ちし、香りがあり、はじけることなく、煙らず静かに燃え尽きる。この地域で生産される茶道用高級炭は、切り口が菊の花に似ることから「菊炭」とも呼ばれ珍重される。
 良質の木炭ができる背景には、土質が、窯造りと原木生育の両方に適していること、さらには、古くより受け継がれてきた高度な技術の存在がある。一庫炭の生産技術は、指導林家の今西勝さんから長男の学さんへ引き継がれている。
 

薪炭商 今西勝

川西市黒川字大上197
TEL&FAX: 072-738-0268
http://andalpha.com/imanisi/index.htm