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~県産木材を使った木造住宅を推進するグループ~

第104号(P2) 「協同組合もりの木ネットワーク」
~県産木材を使った木造住宅を推進するグループ~

協同組合の概要
 協同組合もりの木ネットワークは、東播磨地域を中心とした工務店、設計事務所、住宅関連業者等で構成(組合員23社、賛助会員10社)され、平成17年6月に設立された。  「地域の仕事は地域の業者で」をスローガンに、国産・県産木材や自然素材を使った家造りを促進し、環境にやさしい健康的な住まいづくりを目指している。

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活動内容
①資材の共同受注・共同生産
 組合は住宅設備機器等、資材の共同受注等に取り組んでおり、県産木材については組合員に製材業者がいないため、但馬・丹波・宍粟から製材品を調達している。
②事業に関する研究開発(「もりの木CM方式」の検討)
 CM方式(construction management)とは建築工事を一括して、工務店やハウスメーカーに発注せず、各職種(基礎工事、木工事、左官工事、建具工事等)毎に分離発注する方式をいう。  これにより、工事にかかるコストの明確化や、施主の意向が反映されやすくなる等のメリットがある反面、各職種毎に支払いや瑕疵の対応をする等のデメリットもある。  組合が平成20年度から導入を予定している「もりの木CM方式」は、「もりの木マネージャー(CMr)」が総合プロデューサー兼、総合窓口を担当する組合独自のCM方式。  CMrは施主の立場に立ち、設計事務所と協力しながら各業者と打合せ・交渉を行い家づくりを進める。  一般的なCM方式では瑕疵保証についてデメリットがあると先に述べたが、「もりの木CM方式」は各業者と「もりの木ネットワーク」が連帯して保証すること等、より施主の立場を考えたCM方式となっている。
③モデル住宅「長樹」と創作作家展示会
 組合は平成18年より加古川市野口町に県産スギ材による木造平屋建てのモデル住宅を展示している。  構造材・内装材はもちろん、家具・建具・小物類も全て県産材で製作されており、木の心地よさが実感できる住宅となっている。  モデル住宅として一般に公開するだけでなく、創作家具作家・陶芸家・染物作家ら20名に作品の展示場としても提供している。  展示会は1年を通じて実施され、出展する作家や展示内容は毎月更新され、1ヶ月当たり150名の来観者が木造住宅のもつ快適さをを楽しみながら、創作作家の作品を鑑賞している。

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協同組合 もりの木ネットワーク
 理事長 安村 義光
 兵庫県加古川市 ((株)やすむら内)
http://www.morinoki-net.com/