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「木材加工施設」~木質バイオマスセンター~が稼働開始

 美方郡の森林面積率は85%と県内でも有数の森林王国である。この森林面積の半分がスギ、ヒノキの人工林だが、10年後には約60%が50年生以上となり、森林活用による林業再生と地域の活性化が緊急の課題となっている。このため主伐や間伐で生産される木材を全て活用するために、林内で切り捨てされる木材を木質燃料として有効活用することで、林業再生と地域の活性化につながることを願って、このたび昭和63年から稼働している「北但西部森林組合」の木材チップ工場を、香美町が木質バイオマスの建物と施設整備を全面的に更新し「木質バイオマスセンター」と命名され本格的に稼働を開始しました。
 この施設の管理主体「北但西部森林組合」は、現在間伐を主体とした素材生産量が年間18,000㎥と県内の森林組合では最大手。ただ木材チップ工場だけでも年間20,000㎥の原材料需要となることから、今後、素材生産計画も年間25,000㎥への拡充を目指している。このため、直営の素材生産班を現在の3班12人体制から、保育施業班からの異動及び新規採用などで、5班20人へ拡充を図ることとしている。

       全 景              チップ製造作業棟           チップヤード棟
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施設の概要
 1 施設の名称 : 木質バイオマスセンター
 2 施設の所在 : 美方郡香美町村岡区長坂542
 3 事 業 主 体 : 香美町(建物・設備)
 4 事 業 名 : 平成25年度繰越森林林業緊急整備基金事業(木質バイオマス利用施設等整備)
 5 事 業 費 : 約3億8千万円(補助金約3億1千2百万円)
 6 実 施 工 期 : 平成26年5月16日~平成27年3月27日
 7 オープン年月日 : 平成27年4月1日
 8 設計・監理、建築施工者(香美町が発注)
    ・設計・監理 株式会社東亜設計 (京丹後市)
    ・建築施工者 株本・西岡特別共同企業体(香美町)
 9 主要施設
    敷地面積 6,332㎡(現有の敷地)
    建物棟 726㎡ 鉄骨造平屋(壁材はスギ)
     ・チップ製造作業棟 390㎡  ・チップヤード棟 216㎡ ・バックヤード棟 120㎡
 10 設備関係(加工機類・香美町が発注) メーカー「シーケイエス・チューキ(広島県)」
     樹皮剝皮機、木材破砕機、バーク破砕機、チップ選別機、搬送設備一式、研磨機
 11 今回更新機械(北但西部森林組合が更新)
     移動式グラップル、ショベルローダー、固定式グラップルソー、ホイルローダー、フォークリフト
 12 施設の運営(北但西部森林組合が「町指定管理者」として運営)
    ・使用木材と製品生産量(直営作業班で生産)
      間伐材等利用量 20,000㎥(年) チップ生産量 14,285トン(年)
    ・原木調達方法
      森林組合自主生産  現在3班12名体制を ⇒ 5班20人体制に
    ・主な製品出荷先(予定)
      香美町有施設(ボイラー用)
      兵庫県森林組合連合会(生野工業団地 関電エネルギーソリューション 発電用)
      日本海水(赤穂市 発電用)
      兵庫パルプ(丹波市 発電用・製紙用)
      県外パルプ製造施設(製紙用)

機械設備
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