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【大規模木造小学校の耐震補強】~県内初!篠山市立八上(やかみ)小学校耐震改修完了~

八上小学校は昭和12年の木造建築で、地域のシンボルであり、地域の人々にとって歴史的、心情的な想いを持つ木造校舎に対して、その保存を求める声が多く寄せられていた。平成20年6月に「地域防災対策特別措置法」の改正に基づき、学校施設の耐震診断が義務化され、同小学校では平成22年度に耐震診断調査を実施した。
 その診断結果を基に平成23年度に耐震補強工事実施設計を、平成24年度に大規模木造校舎の耐震補強による保存改修工事が完了し、3学期から全面使用している。

校舎全景
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工事の内容
1 工事の名称:篠山市立八上小学校木造校舎耐震補強工事
2 施設所在地:篠山市糯ケ坪89番地
3 事業主体:篠山市 (教育委員会 学事課)
4 全体事業費 147,745,500円(平成22年度~平成24年度)
5 工事期間:平成24年5月1日~平成24年12月28日
6 使用年月日:平成25年1月から
7 調査・設計・監理
  ・耐震診断調査 (有)竹中設計事務所(平成22年度実施)
  ・耐震補強工事実施設計 (有)才木建築事務所篠山事務所(平成23年度実施)
  ・耐震補強工事監理 (有)竹中設計事務所(平成24年度実施)
8 施   工:荻野・上山特別建設共同企業体
9 主構造と補強概要
  ・木造2階建 北校舎 管理、特別教室棟 延床面積 925㎡
           南校舎 普通教室棟 延床面積 925㎡
  ・補強概要  たすき筋交い増設4箇所、壁構造用合板片面補強149箇所、壁構造用合板両面補強50
            箇所、基礎補強372m、2階床面補強916㎡、腰・垂壁構造用合板片面、補強金物、
           屋根全面葺き替え(雨樋取り換え含む)、床下白蟻対策
10 工事の特徴
   ・ホールダウン金物と施工性向上
     土台と柱脚部などの接合部は、柱の引抜きを防止するため、ホールダウン金物により補強し、筋
      交 いの当たる箇所では、制作金物により施工性を高めた。
   ・木材の県内産使用促進と実績
     同校木造校舎改装に使用した木材については、仕様書で全て県内産として全体で約470㎥で、そ
     のうち市内産材約264㎥(56%)を外壁の下見板材や付け柱の化粧材に使用した。他の県産材は
     内装の床材及び腰板に使用した。
   ・木造の腐食部対策等
     縦樋付近や雨水が当たる箇所(土台及び各柱脚部などの腐食部)について、土台継ぎ及び柱継ぎ
     の補修を施工した。

校舎内部
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今後の計画
 篠山市では、もう一つの木造小学校(篠山小学校)についても、平成23年度に応急耐震補強工事を実
施し、平成24年度に耐震補強と改修の実施設計、平成25~26年度に工事施工で、平成27年度からの
使用を目指している。