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【木造公共施設】~加西市立西在田小学校が木造で改築!!~


 加西市の西在田小学校校舎は、現在の耐震基準を満たしていないため改築することになり、平成27年7月から工事を進め、平成28年2月25日に新校舎が完成。平成28年2月29日より新校舎での新しい学園生活がスタートしました。
 新校舎は木造建築で、木材の良さである、木の香り、柔らかさ、吸音性があります。安全で落ち着いた雰囲気の中で、子供たちが学校生活が過ごせるよう配慮されています。
 なお、今回の建築は全ての構造材にカラマツ集成材を使用した木造建築(木質ラーメン構造)で、県内では初となります。

        全 景
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        外 観 
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        玄関ホール            天 井
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         廊 下                                    教 室
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工事の概要
 1 施設の名称 : 加西市立西在田小学校
 2 工事名 : 西在田小学校耐震化改築工事(文部科学省補助事業・国庫)
 3 施設所在 : 加西市上道山町47番地の1
 4 事業主体 : 加西市
 5 全体事業費 : 約7億円
 6 完成年月日 : 平成28年2月25日(新校舎の完成)
     ※新校舎供用 平成28年2月29日
     ※外構工事(旧校舎撤去・駐車場整備)は9月30日完成予定
 7 設計事務所、施工業者
    設計・監理 株式会社 内藤設計兵庫支店(小野市上本町)
    施    工 前川建設 株式会社(加古川市野口町)
 8 主構造 : 木造平屋建2棟(防火壁を介して連結)建築面積 :1,789㎡ 延床面積 :1,700㎡
 9  木材使用量  155㎥
    ①構造材   153㎥(カラマツ集成材の柱、桁、梁、母屋等)
      ・秋田県内で加工されたカラマツ集成材を使用
      ・構造材の主要断面は柱が250×400㎜、梁が150×450㎜、最長スパンは10 m
      ・構造部材はコンピューター制御で高精度加工
      ・大型のクレーン車で組み立て建立しアンカー筋等の使用箇所はエポキシ樹脂を注入
    ②その他     2㎥(ヒノキ材の腰壁)
 10 木材の調達
    ・木材は工事施工業者が仕様書に基づき調達(仕様書での産地指定なし)
 11 施設の特徴
   ①設計コンセプト
     配置:敷地形状を有効利用するため、校舎の平面計画を「への字型」とした
     外観:大屋根の一部を高くすることで、地域のシンボルとなるような校舎を目指した
         外壁は木材と白壁を、屋根は瓦をイメージできる意匠とした
     内観:木材を多用し、木造らしさを醸し出せるような構図とした
     動線:湿気対策として床面は50㎝高くし、スロープを設置することでバリアフリーにも対応
         普通教室前に屋外テラスを設け、運動場への緊急避難が容易な計画とした
     エコ:太陽光発電と蓄電池を設置し、平常時は学校使用電力の一部を賄い、非常時用としても
        利用する
        雨水貯蔵槽を設置し、屋外散水に使用することで節水対策を行う
   ②建物の特徴
    ・木造としての特徴を活かし、随所に構造材(柱・梁)を現しとして表現
    ・腰壁等の仕上げ材は木材の代表格であるヒノキを使用し、木のぬくもりを演出
    ・中廊下にはハイサドトライトを設置し、明るさと通風を確保
    ・普通教室にランニングウオールとスライディングウオールを設置し、可変的な空間構成を実現
    ・防犯カメラの設置
    ・バリアフリー、冷暖房完備、オール電化、LED照明設備、多目的トイレの設置