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丹波の伝統的な木工業 「薄経木の生産」 ~福井木工所~

 明治後半から昭和60年代にかけて、丹波地域(旧氷上郡)では経木の生産が盛んで、ヒノキの薄経木が海外にも輸出されていました。また、アカマツを使った経木・割箸・木毛等も生産されて経木王国とも言われてこともあります。しかし価格の安い海外製品や代替品に押されて、また昭和50年代からの松くい虫被害によるアカマツ林の減少により、丹波地域での経木生産は「福井木工所の薄経木」のほか「橋本産業」の2社になりました。今回は薄経木生産者の「福井木工所」を紹介します。
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福井木工所の概要
1 企業名:福井木工所 (代表 福井 俊介)
2 所在地:丹波市春日町野村65 TEL 0795-75-0156
3 生産活動開始
昭和38年から経木や木毛の生産を開始
従業員数 4名
4 薄経木とは
① 薄経木は何に使う
  ・豚マンの敷皮 和菓子(饅頭)の敷皮
② 薄経木は何から作る
  ・国産のアカマツ(節の間隔が長いものが良い)
  ・径級は中目(末口が20~28㎝)以上で、長さは3m~4mの材
  ・マツを20~30㎝に輪切りし、ロールスライス機で厚さ0.35㎜の薄板にして、乾燥後カット
③ 製品の販売先
  ・豚マンの敷皮 大阪市方面(現在生産量が一番多い)
  ・和菓子の敷皮は西日本の各地へ
5 原材料(マツ)の購入先
米子、津山、宮津、八鹿、和田山、丹波等の原木市場で購入

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