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【木造施設】~旧グラシアニ邸(異人館レストラン)再建竣工~

 神戸市北野・山本地区の伝統的木造建築物として、神戸市から指定されていた旧グラシアニ邸(木造2階建て寄棟造)が焼失して1年余り、今秋に、往時の面影をそのままに木造の洋館レストランとして再開されます。

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再建の概要
1 施設の名称 : 「ラ メゾン ドゥ グラシアニ 神戸北野」 ~フランス料理レストラン~
2 施設所在地 : 神戸市中央区北野町4丁目8-1
3 事 業 主 体 : 新栄観光(大阪市)
4 実 施 工 期 : 平成25年2月~平成25年7月
5 オープン予定年月日 : 平成25年9月14日
6 設計・監理事務所、施工工務店
設   計  金下建設株式会社 金下建設一級建築士事務所(京都府宮津市)
監   理  金下建設株式会社 金下建設一級建築士事務所(京都府宮津市)
施   工  金下建設株式会社 (京都府宮津市)
資材供給  株式会社 木栄(丹波市)
建築工事  株式会社 木栄(丹波市)
7 構    造 : 木造2階建(寄棟造)  建築面積 194㎡(延床面積 352㎡)
8 木材使用量 : 総木材使用量 104㎥  内県産材 100㎥(県産材率96%)
9 木材調達面に関する特徴
・株式会社 木栄 が全て調達(構造材・羽柄材・造作材等県産材を活用)
・梁成300㍉以上の梁・桁はヒノキ集成材を使用
・集成用のラミナは 木栄 が製造調達し、奈良県のトリスミ集成材で加工した
・梁成300㍉未満の梁・桁はヒノキ KD材 を使用
・柱と土台は 135㍉角を基本仕様としてヒノキKD 材を使用
・羽柄材はタルキがヒノキKD材、筋違はヒノキKD120㍉角を使用
・間柱と下地材はスギKD材
10 施設の特徴(設計のコンセプト)
(1)当初の建築
 ・明治41年、フランス人貿易商が建築(設計者不詳)
 ・木造、地上2階建、寄棟造、桟瓦葺、下見板張オイルペンキ塗り、上げ下げ窓、鎧戸付、コロニアル   スタイルの西洋館
(2)今回の再建
 ・特に外観は、往時の美しい姿を忠実に再現する
 ・国の重要伝統的建築物群保存地区に指定された防火地域のため、しっかりとした防火構造とする
 ・多くの部材は建築当時の仕様を再現した加工をする
 ・焼失を免れた緑色の雨戸や窓枠、白壁の一部を再利用する