蒸気曲げによるオーバルキャリーを作る教室の様子です。 前回曲げた板材を1週間かけて乾燥させ、楕円形になりました。 型から外す前に、曲がり始めと終わりの位置を印しておきます。 燕の尾型を切り出し小刀等できれいに仕上げ、その内側に、木工用ボンドを塗り、貼り合わせます。 ドリルでリベットを留める穴を開け...
夏休みも終盤の今日、夏休み工作教室を開催しました。 親子10組、定員いっぱいのご参加をいただき、真っ黒に日焼けした子供さんたちと、保護者の方々が「ちーたんの貯金箱」作りをされました。 指導員の説明を聞きつつ、ヤスリがけや接着、釘打ちなどにチャレンジしました。 カナヅチを使ったことがないという子供さ...
夏休み工作教室 「はしごだるまを作ろう」を開催しました。 講師は吉竹宏泰さん(monoile )です。 「はしごだるま」とは、人形がはしごを上からくるんくるんと下りていくおもちゃです。 まず、はしごから作り始めます。 カンナやヤスリで、はしごの段の部分の厚さを均等にコマが通りやすいように調整してい...
~定員いっぱいにつき受付は終了しました!~キャンセル出ました。お申し込みはお早めに。 接着剤と釘を使って貯金箱を組み立てます。 色を塗ってかわいいちーたんを完成させよう! 夏休みの工作にぜひどうぞ。 日 時 2013年8月24日(土) 13:00~16:00 場 所 丹波年輪の里 工作室B 対 象...
先月6月は環境月間。 環境を考え、森を思い、木に触れるいい機会にしていただこうと、丹波年輪の里では「my箸から始めよう&myスプーンを作ろう」と題して木のスプーンとお箸の教室を開催しました。 スプーンは日本産のクルミ(オニクルミ)、お箸は日本産ではありませんが、目の通ったチェリー(樫なども少しあり...
5月9日から、6回にわたり大工さんの使う道具箱を作る教室の様子です。 蟻組による道具箱作りもいよいよ最終日です。 本体の仕上げ、蓋の合わせと仕上げです。 本組み接着の際に生じた目違いやはみ出た接着剤を、鑿を使って削ぎ落とします。 この後本体を鉋がけです。 蓋止め1と取っ手の取り付け。 接着剤を塗っ...
5月9日から、6回にわたり大工さんの使う道具箱を作る教室の様子です。 蟻組による道具箱作りも終盤にかかりました。 5日目は、底板をはめ込むための溝突き加工や各部品加工、そして本組みです。 これまで苦労して加工した蟻組の加工の成果が表れます。 この日の始めはストレートビットを取り付けたトリマーに、ト...
5月9日から、6回にわたり大工さんの使う道具箱を作る教室の様子です。 4日目は、蟻組の加工です。 今回使っている材料は、スプルースの柾目材です。 鋸挽きの際は、墨線より1㎜ほど残して切ります。残りを鑿で仕上げていきます。 一般的な組接ぎと違い、ホゾが傾斜しているため端部が欠けやすいので、鑿仕上げの...
10日目、基礎講座もとうとう最後です。 座面取り付けと仕上げ塗装です それぞれ苦労して加工した部材がしっかりとした構造物になりました。 L字金具を取り付けます。 キリやドリルを使って下穴をあけ、タッピングビスを使って締めていきます。 鉋がけの仕上げは、木の色や肌触りなどがそのまま生かされる良さがあり...
9日目基礎講座もいよいよ大詰めです。 長手側の仮組調整の後、本組み接着、そして座板の塗装です。 妻手側の時と同じく、脚のホゾ穴と幕板と貫のホゾが正確に加工されているかがはっきりと出るので 仮組をします。 ねじれがあったり、直角が出ていないと脚が地面にしっかりと着いてくれません。 解体して、その場所を...
8日目は、いよいよ妻手側の本組みです。 脚のホゾ穴とホゾが正確に加工されているかがはっきりと出るので仮組をします。 一発で決まると、とても気持ち良いものです。 ねじれがあったり、直角が出ていない場合は解体して、その場所を加工・調整します。 本組みの時に分かるように部材に書かれた勝手墨をホゾやほぞ穴に...
5月9日から、6回にわたり大工さんの使う道具箱を作る教室の様子です。 3日目からは、いよいよ本番の材料を使って加工をしていきます。 まず材の方向性を決める為に勝手墨をつけます。 今回使っている材料は、スプルースの柾目材です。年輪が細かく、木目の均質性の良さから、楽器の響盤にも使われます。箱物を作る...
5月9日から、6回にわたり大工さんの使う道具箱を作る教室の様子です。 2日目の今日は練習材を使った蟻組みの仕上げです。 鑿と切り出し小刀を使って、墨線まで仕上げます。 刃物の前に手を置かない、材の固定は確実に。 刃物を置く時は近くに定規やスコヤなど金物が無いようにする。 作業に際して注意するのはこ...
木工基礎講座の7日目は座板の加工です。 前回板矧ぎしたアルダー材を、四方反り鉋で凹面に削る作業をしました。 アルダーは刃受けが良く、削りやすい材です。 樹心側の木裏と樹皮側の木表どちらを表に向けるかを決めます。 家具などでは一般的に収縮率が安定しやすい木裏側を表にしますが、木目が美しいとか、意匠的に...
5月9日から、6回にわたり大工さんの使う道具箱を作る教室の様子です。 1日目は、今回の接ぎ手のメインとなる、蟻組接ぎという仕口加工について、簡単な座学の後、まずは練習材で、この難しい仕口に挑戦! 蟻組するには一方が斜めに勾配がつくので、その角度を決めます。 標準的な勾配である75°で加工することに...
木工基礎講座の6日目は、座板の矧ぎ合わせです。 材はアルダーを使っています。アルダーは刃受けが良く、削りやすい材です。 幅の広い一枚板を得るのは容易ではないので、幅の狭い板を矧ぎ合わせて広い面積の板を作ります。 芋矧ぎ(いもはぎ)というシンプルですが、きちんと加工すれば十分な強度がある矧ぎ合わせ方法...
木工基礎講座の5日目は、引き続きホゾの加工とはめ合いの調整です。 ホゾ加工に慣れた所で、小根付き二方胴付きホゾの加工に入っていきます。 どの部材がどこに入るのかを把握しながら加工していきます。 胴付き面は脚と直接当たる所なので、隙間なく接合するために加工には細心の注意を払います。 ホゾのはめ合いは強...
木工基礎講座の4日目は、引き続きノミを使ってのホゾ穴掘りの続きと、ホゾの男木を、縦挽きノコでホゾの縦側を切っていく作業に入ります。 比較的加工しやすい四方胴付きから加工していきます。 ホゾ穴の加工が墨線より大きくなってしまった場合は、それに合わせて男木の墨線を引き直す必要があります。 ノコギリの縦挽...
木工基礎講座の3日目は、スツールの墨付けと確認、ボール盤とノミを使ってのホゾ穴掘りです。 毛引きの使い方からおさらいです。細い線を見る為にルーペを持参する方もいました。 今回の教室で学ぶ接ぎ手は、四方胴付きホゾと小根付き二方胴付きホゾです。 材を貫通させない止まり穴によるホゾです。 ボール盤で下穴を...
木工基礎講座の2日目は、引き続き製作課題のレターラックの仕上げ、そしてスツールの一部墨付けです。 釘を打つ下穴をと釘を隠ダボを入れる為のボール盤であけます。 接合面にハケを使って、木工用ボンドを丁寧に塗っていきます。 圧着した時に、木綿糸1本分はみ出る位が丁度良い量の目安です。 箱の側板と前板の外側...