■材料(mm)
角材
(40 x 40 x 600)4丁
(20 x 40 x 272)4丁
(20 x 40 x 304)2丁
(20 x 40 x 264)1丁
板材(20 x 300 x 300)1丁
■道具他
かなづち、かんな、け引き、定規、ノミ(30mm、12mm)、スコヤ、しらがき、クランプ、のこぎり、ドリルと10mm木工錐、バイス、サンドペーパー、ボンド
コマ止め金具(縦、横) 各2
ビス 15mm程度 4本
■作業工程
上記の角材の名称ですが、A〜Dを脚、E〜Hを幕板、IとJを貫、Kをつなぎ、と呼びます。板材は座板です。

1.墨付け
最初に各部材に図の通り墨付け(加工のためのしるし付け)を行います。その際スコヤとしらがきを使って正確なノミでの仕上げ線も記しておきます。
2.加工
墨付けが完了後、各部材の加工を始めます。
まず脚の穴あけですがドリルで下穴を開けてからノミで仕上げます(上部は止めホゾ、下部は通しホゾ)。脚の加工が出来れば貫2本にも通しホゾの穴を開けておきます。それぞれの穴を開けれたら幕板をのこぎりとノミを使って加工します。加工の前に穴の仕上がりと墨付けの線に誤差がないか確認し誤差がある様なら修正してから加工します。のこ挽きはたて目を先に挽いてから横目を挽きましょう。その後、胴 付き(接合部分の平面部分)をノミで仕上げます。幕板の加工が完了したら、貫、つなぎ、も同じ様に加工します。
3.仮組み〜本組み
全ての角材が加工できれば仮組みをして各接合部分の確認をし、隙間などが大きい所を一度ばらして修正します。 修正後、各部材の角を面取りしてからボンドを塗って本組みをクランプを使って進めていきます。直角を確認しながら進めましょう。
4.面取り
角材が全て組み上がったら 座板の加工を行います。 脚とぶつかる部分をかき取り面取りをします。
5.塗装〜完成
角材、座板それぞれに塗装をして座板をコマ止め金具で幕板に固定させれば完成です。
補足説明
土曜教室「木工one step」で製作したスツールで「かまち組」の基本工作です。手工具の調整も勉強しながら参加者自身で行った事もあり年間(月一回)を通して製作しました。正確に作っていかないと強度、見栄えとも頼りなくなります。又、製作所用時間は、ほとんどの加工を手工具で行うこともあり道具の扱いに不慣れな方だと 7日〜10日間程は必要になります。