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暮らしをつくる木工教室 クリ材の木べらをつくろう 開催

こんにちは。 
暑かったり、涼しかったり、なんだか忙しない日が続いていますね。


6月7日、14日とそれぞれの日程にて 「暮らしをつくる木工教室~クリ材の木べらをつくろう~」を開催しました。

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今回使った道具
・四方反り鉋
・1寸ノミ
・小刀
・9mm丸曲がり彫刻刀
小刀と彫刻刀があれば木べらは作れますが、より多くの道具に触れていただくために4種類の道具を用意しました。

材料のクリの木の特徴
・経年変化により木肌が褐色から栗色、さらに飴色と深い色になっていく。
・水に強く腐りにくい。
・軟らかすぎず、硬すぎず、また粘りもあるので加工においても、使用する上でも扱いやすい。
・クリ材のタンニン成分が鉄と水に反応し、黒くなる。(身体に害はない)


まず最初に匙面を「四方反り鉋」で皮を一枚めくるくらいで整えます。
整ったら匙面に「彫刻刀」で凹凸を彫ります。
この凹凸は調理するときに食材がつきにくく、離れやすくするために彫ります。


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次に匙面の裏を「小刀」と「四方反り鉋」「1寸ノミ」で作ります。
角の丸みを先に作り、それができたらノミで中央のラインを整えます。

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柄の細さを「小刀」や「四方反り鉋」で調整して角の面をしっかり取ります。
柄の先と匙の先を整え、穴の面を取ったら、(今回は紙やすりで仕上げることはしないので)最後に全体の刃物跡を整えます。なるべく滑らかに!


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そして、「焼きペン」で好きな模様や文字を描いて完成です!

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スプーンやフォークと違い、オイルで仕上げることはしません。木べらは調理をするときに使います。もしオイル塗装をしてしまうと、フライパンや、お鍋の熱でオイルが溶け出してしまい、意味がありません。調理の油で自然としっとり滑らかな木肌になるかと思いますが、もし長年使っていてパサついてしまったのであれば、食用のオリーブオイルを軽く馴染ませてください。

今回教室にご参加くださったみなさん、ご自分で作った木べらはお使いになりましたか?
教室でも説明させていただきましたが、クリは丈夫な木です。みなさんの生活に長年寄り添ってくれることと思いますので、じゃんじゃん料理を楽しんでくださいね。

丸一日お付き合いいただきありがとうございました!

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担当指導員:山本草子