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日日道具教室「座編みのスツール」レポート その5 座編み



さて、いよいよ最後のレポートです。
脚組みが無事組めましたので、ここから座編みをはじめます。
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座編みをする前に、塗装の準備をしていきます。
コクソ埋めといって、胴付きのところに隙間ができた場合に、目立たなくするようにパテ埋めをしていきます。
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年輪の里では、でんぷんのりと木くずを混ぜたものを埋めています。市販のものでも構いません。昔はお米と木くずを混ぜていました。
注意事項としては、余計なところにコクソが付かないようにしましょう。
塗装をすると、そこだけ塗料がのらなくなります。

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合わせて下地調整もしていきます。

下地調整とは、塗装の際に均一に塗料がしみ込むようにするためのもので、
鉋がけした面に、ペーパーヤスリを当てていきます。この時平面は当て木をして、
曲面は指のひらを上手く使いながらあてていきましょう。今回は逆目の出ているところは180番から、脚の頭のところは120番から240番まであてました。数字の小さいものほど粗く、大きいものほど細かいヤスリになります。
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下地調整をしたあと、本来なら塗装作業に入るんですが、
時間の関係で先に座編みを始めました。
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今回の座編みは通称Yチェア編みという編み方をします。

まず初めに先端を釘で止めます。
そのあと下から上に8の字を描くように、順番に編んでいきます。
途中で間違えると、またそこからやり直しです。
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力を入れるところを上手く編まないときれいに編めません。
編む方向が変わるところを丁寧に編むのがきれいに編むポイントです。

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常に力を入れた状態で編んでいくのは難しいので、
ひもを予めゆるく1周程度編んだ状態にしておいて、
そのあと力を入れてひもを張っていきます。
ひたすらそれの繰り返しです。


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8日目の最後に塗装をしました。
今回使用したものはオイル塗料で、オスモカラーエキストラクリヤーというものを使用しました。休みの間に乾燥させたあと、9日目に残りの分を編んで行きました。

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きれいに編めず初めから編み直したり、持ち帰って家でされた方、
補習に来られた方、様々ですが、やればやるほど難しさを感じたと思います。
ただその分上手に編めるようにもなっていったんじゃないでしょうか。
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丁寧に丁寧に

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終わった方皆さんで、手伝われています。
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なんとかほとんどの方が、無事に最後まで編めました。
残念ながら最後まで編めなかった方は、後日補習となりました。
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長丁場の教室で至らぬ点が多数あったかと思います。
そんな中みなさん、大きなけがもなく無事に完成までさせることができました。
また何か疑問などございましたら、いつでも聞きにきてください。
この教室をきっかけに生活が豊かになったり、木工に興味を持って下さればと思います。
どうも9日間お疲れさまでした。

木工指導員 大橋