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日日道具教室「座編みのスツール」レポート その3 曲面加工


5日目は、部材の仕上げに入っていきます。 R2226362.JPG



この日から鉋(かんな)を使うので、鉋の使い方と実際に削る練習からはじめました。

台尻(鉋の台の一番下部)のところから見て、刃の調整をします。台に対して、出てきた刃の分が実際に削れる厚みになります。
力の入れ方ですが、右手は抑えるように、左手は後ろに引くように力をかけます。これは右利の場合で、左利きだと手は反対になります。どちらも実際には体全体で抑えるように、体全体で引くように、全身を使って引いていきます。
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ここから実際の作業に移ります。
まずは幕板。
ペーパーコードを編んでいく幕板は、丸くなるように削っていきます。 これは、編んだ時の力のかかり方を極力均一にするためと、座り心地を良くするためです。 R2226338.JPG


椅子に合わせて作った曲線の定規を使って墨付け。
線に合わせて切り出していくのですが、今回はコンターと呼ばれる機械を使いました。厚みのある部材を曲線に切り出したい時なんかには有効です。パワーのある機械なので、糸鋸機ほどの精度を求める仕事には不向きで、あくまで仕上げ削りを前提とした機械です。今回は教室に合わせて使用してもらいましたが、事故の危険性も考えて普段は貸し出しをしていません。
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鉋を使い曲線をきれいに仕上げます。
そのあと、全体に丸みをつけるように削っていきます。 R2226343.JPG R2226337.JPG R2226347.JPG

曲面削りに合わせて、他の部材も仕上げていきます。幕板以外の部材は、全て面取りをしていきます。面取り鉋という道具を使いました。もちろん通常の鉋でも問題ありません。 R2226336.JPG R2226350.JPG


つづいて、今度は脚の頭のところを丸く削ります。
ここは小刀を使って削っていきました。
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ここまでの作業が全て終われば、残りは表面の鉋削り。
これで一応全ての加工は終了です。
あとは自分のペースで、一つ一つ丁寧に仕上げていきます。
次回はこれをボンドで接着していきます。
つづきます。