6月の毎週日曜日に行う「myはしづくり教室」が始まりました。
参加者は定員いっぱいの10名。親子連れやご夫婦での参加が多かったようです。
サカキ・ツバキ・シラカシ(すべて丹波産)の3種類の割木の中から好きな木を選び、先端面に中心点を書き入れます。それから専用の削り台にセットして、中心点を目安にしながらカンナをかけ、八角形か五角形にしていきます。カンナがけのコツのひとつは「おへそに力を入れる」ことだそうです。おへそに意識を集中させつつ、ただひたすら削っていきます。はじめは難しいですが、リズムをつかむとだんだん面白くなってきます。しゅるんしゅるんと気持ちよくカンナくずが出てくるとうれしいものです。今回初めてカンナを握ったという小学生の子供さんもおられましたが、とても上手で指導員も感心していました。
自分好みの太さまで削ったら、上の角の面取りをして、米ぬかオイルを塗りこんで完成です。オイルを塗るとしっくりといい色になりました。バーニングペンで自分の名前などを入れてもOK。今回は丹波布伝承館の職員さんお手製の素敵な箸袋付きです。
自分で作った自分仕様のお箸、ぜひ愛用してくださいね。参加者のみなさんありがとうございました。