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木工中級講座4期 その3 板はぎ、引出し墨付け、持ち手加工

先週の暮れから少し寒くなりましたね…
年輪の里でもそろそろストーブを出す時期になってきました。

さて、中級講座は3回目です。

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3回目からは道具箱の製作に入ります。
そして担当が東浦指導員から西にバトンタッチ。
よろしくお願いします。

まずは座学を少し、今回も「木表」、「木裏」、「ならい目」、「逆目」など、
箱物で重要になる木使いの向きについてお話ししました。

そして今回は道具箱の箱部分になる板材を作るところから…
「作る」と言っても一から木を板に加工するという事ではなく、
幅が狭い板同士を同じ向きで接着して幅広の板材を作ります。

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4枚の板を用意しました。
板を2枚ずつ幅方向に接着し、2枚の板にします。
この作業を「板矧ぎ(いたはぎ)」や「矧ぎ合わせ(はぎあわせ)」と言います。

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板矧ぎをする際には、接着面に鉋かけをしますが、
この時、板同士を合わせた時に真ん中に少し隙間が出来るようにします
この隙間が閉じるよう圧着すると、経年変化で矧ぎ合わせた部分が
端から剥がれてしまう事を防いでくれます。この効果を「吸盤効果」と言います。

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他の接着作業もそうですが、板矧ぎもスピードとの勝負です。
作業台の上を片付け、使う道具はあらかじめ準備しておきます。

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手早くクランプで固定して、はみ出たボンドは拭き取っておきます。

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各自2枚分接着しました。この板は厚み、幅、長さを
揃えて来週、4回目に皆さんにお渡ししますので、お楽しみに…

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板矧ぎからお昼を挟み、午後から引き出しの墨付けです。
今回の引出しの仕様や、墨付けの注意点を理解してもらったうえで
墨付けしていきます。引出しの墨線は毛引きで引きます。

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木端面から9㎜と5㎜の毛引き線を全ての板に。

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木口面から9㎜の毛引き線を長手板の両端に。

そこまで書けたら、今回は持ち手を糸鋸で切りぬ
く所まで作業をして終わりたいと思います。

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型紙を材料に貼り付け、穴あけをしてから糸鋸で切り抜いていきます。

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はい、ここまで出来たところで、3日目は終了です。
作業の早い方だと、取っ手の内側の磨きや鉋かけまで進んだ方も。

丸1日かけて3つの違う作業内容に取り組んだ3日目でした。
次回の4回目では、箱組の墨付けと仕口加工に取り組みます。