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木工中級講座4期 その6 トリマー加工・仕口合わせ

こんにちは、指導員の西です。
中級講座は先週の5回目で丁度半分講座が終わり、
折り返しです。

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今回はトリマーという木工機械の扱いについてと、
仕口の最終調整について学んでいきます。

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仕口の調整で重要な留加工には【治具】を使用します。
治具というのは精度が必要であったり、同じ形状でいく
つも加工しなければならない時などに加工の補助をする物です。

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板物用先留治具という物を使いノミで留を仕上げていきます。

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治具を板にクランプで固定して、定規面にノミを密着させ
て、少しずつノミをスライドさせて仕上げていきます。

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墨線まで完全に削らず、1㎜ほど残しておきます。

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さて、教室内で留の手加工を進めている合間に
屋外の作業台に設置したトリマーを使った加工を
進めていきます。

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トリマーについては朝の座学で少し説明しましたが、
主に木材に溝を掘ったり、段欠きをしたりと使い方次第で
多様な加工が出来る機械です。
写真のピンク色の部品が回転刃(ビット)になります。
ビットの種類を変える事で色んな表情の面取り加工も
可能になります。

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一見便利でメリットの多い道具のようにも見えますが、
少しでも使い方を間違えれ怪我や材料の破損に直結
してしまいます。
その為講座では安全対策と使用時のルールを守って
もらう事を徹底し、常に指導員が作業に立ち会います。

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手加工での失敗は後々カバーできる事が多いですが、
機械での失敗は一発で材料がダメになる事もあります。
加工には確認を繰り返し慎重に確実に進めます。

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午後からは蟻組みの仕口を調整していきます。
胴付き面まで前回仕上げたので今回は仕口の木端面
をまずは墨線ギリギリまで削っておきます

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それが出来たら一度仕口同士を重ねて当たっている部分を確認します。

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確認とつかえている部分の削りを何回も繰り返します。
確認をすればするほど確実に精度は上がります、
根気強くコツコツやりましょう。

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すると少しずつ入るように…

お互いの仕口の胴付き面がピッタリ合う様に少しずつ合わせ
ましょう。無理に叩き込もうとすると木が割れてしまいます。

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底板はトリマーで加工した【方入れ】という仕口で組みますが、
あらかじめホゾの角を玄翁で叩き、ホゾを入りやすくする 木殺しをしておきます。

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すると4枚の板が大体組めるようになってきました…

有る程度箱の形になってきたところで今回は終了です。
トリマーという新しい道具の扱いに少し緊張した一日だった
と思います。トリマーは次回7回目でも使用しますので今回
の内容は少し復習しておいて下さい。

次回7回目では引出しのトリマー加工と、箱の接着を行います。